「エイリアン」女優 衰えない人気を喜ぶ 強い女性描き「変化は迅速に進む」

 シガニー・ウィーバー(71)は、『エイリアン』の人気がいまだに衰えないことに喜んでいるそうだ。1979年に公開されたリドリー・スコット監督作で、ヒロインのエレン・リプリー役を演じて一躍スターの仲間入りを果たしたシガニーは、新しい世代にも同作が人気を得ていることを嬉しく思っているという。

 新聞でのインタビューで「『エイリアン』に参加した全ての人たちが、今でも人々の共感を得ていることをとても喜んでいると思う」と話す。

 リプリーの描写の仕方について、スコット監督とは当時としては珍しく、ただパニックに陥った女性にはならないように話し合ったそうだ。「リプリーはどこにでもいるような人間として書かれていた。『大変、どうしよう』ってパニくるような女性でないことは、当時にしてみればとても珍しいことだった。リドリー・スコットも私もそれを望んでいなかったの。そして、今女性の強さや状況は当時と比べて大きく異なる。まだまだ先は長いけど、変化は迅速に進んでる」

 『エイリアン』のほかにも『アバター』や『ゴーストバスターズ』など、SF作品の数々へ出演してきているシガニーだが、CG技術にはあまり慣れていないそうで、「グリーンスクリーンの前で演技をしたことが実はないのよ。ずっと前に『ゴーストバスターズ』で1シーンをやったかしら」「『アバター』では、(モーションキャプチャーの)衣装を着ていたけど、演技の面ではいつもと変わらなかった」と明かしている。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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