多才な人気バンド歌手 危険量の鎮静薬多用を明かす「突然まったりして、よだれ…」

 マクフライのダギー・ポインター(32)が、バンドの活動休止中、ストレスを抑えるために「危険量の」ジアゼパムを服用していたという。2011年にはドラッグとアルコール依存症を患う中で自殺未遂をした経験があるダギーは、2016年にバンドが無期限での活動休止期間に入った際、仲間のいない状況に耐えるために処方薬へと頼るようになってしまったと、ドキュメンタリー作『マクフライ:オール・アバウト・ユー』の中で明かしている。

 その当時を「自分を失ってしまいそうになる」最も危険な時期だったとするダギー。「ロスの友達が色々なバンドとかを見せに連れて行ってくれるという良い面がある一方、『でも、うちのバンドは崩壊して、それは全て自分の責任だ』と感じる面もあった。ジアゼパムがその全てを忘れさせてくれる方法だったんだ」と振り返る。

 何かがおかしいことは他のメンバーにも明らかだったそうで、ダニー・ジョーンズは「彼はかなりおかしな様子から突然まったりして、よだれでもたらしそうな様子になっていたりしてたから、『お前、何かおかしいぞ』って思った」と話し、ハリー・ジャッドも「俺は『パニくるなよ、でもお前が何かやってるのは分かってる。大丈夫か?』って言った」「そしたら彼が、なんとなく何を服用しているのか教えてくれた。致死量に達するくらいだった」と続けた。

 そして、バンド内で一番親しい友人でもあるトム・フレッチャーは、バンド解散でダギーが辛い状況に陥ったことは理解できるとして、「ダギーの両親が離婚して、バンドに入ってきたのは15歳の時だった」「人生で辛いことが起こっている中、彼の支えとなっていたのは俺たちだけだったんだ」と話し、その後、リハビリ施設入りしたダギーが友情を修復するためにカウンセリングに参加して欲しいと依頼。それを機にダニーとハリーも参加、結束を取り戻すことができたのだそうだ。

 ハリーは「ダギーが悪いことなんて何もなかったと皆気づいた。それがこの一件から学んだ一番のことだよ」と話している。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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