ライアン・レイノルズが、イギリスのウェールズにあるサッカーチームを買収すべく動き出している。「デッドプール」などで人気のライアンは現在、ドラマ「フィラデルフィアは今日も晴れ」で知られる同じく俳優のロブ・マケルヘニーと共に、レクサムＦＣの次期オーナーとなるべく交渉に入っていることを同チームのサポーターズトラスト理事会が明らかにした。

　同理事会は、こう声明を発表している。「現在入札者との交渉が続いており、私達はレクサムＦＣへの投資に関心を持っている２人の名前を発表できる立場になりました。近いうちにマケルヘニー氏とレイノルズ氏が、２度目の特別総会における投票へ向けてレクサムＦＣに関する彼らのビジョンや提案を発表します」

　ライアンとロブは８日、２０１１年からサポーターが運営してきた同クラブのヴァーチャル方式で開かれたサポーターズトラスト会議で、彼らの計画を説明、両者とも出来るかぎり試合の観戦に訪れる意向であることを明らかにした。

　「私達は（同クラブのホームグラウンドである）レースコース・グラウンドに出来るだけ行きたいと思っています。出来るだけ多くの試合を見たいですね。ファンの方々とビールのグラスを交わしたいんです。私達に飽き飽きするほどになりますよ！私達は、このクラブの素晴らしいアンバサダーとなり、このクラブを世界に紹介し、グローバルな力にしたいのです」とライアンが意気込みを話した一方で、ロブは「レースコースが、満席にならなくなってしばらく経ちます。僕はレースコースを再び満席にするビジョンがあります。７７年には一杯になっていたのを見ました。それについて多くの映画を観ましたし、あの感覚を再び感じたいのです。私達は、あのスタジアムを再び一杯にしたい。ライアンはとてもビジネスに長けていますが、私は今後の可能性にとても興奮しているのです。私は、人々にこのクラブ、そしてレースコースが成功してゆく姿を見て興奮して欲しいのです」と続けた。

　 同会議では９５％が２人と交渉に入ることを支持、また１５日までの間に２人の買収を希望するかどうかについて投票が行われることになっており、買収が成立するには７５％の同意が必要だという。（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ／デイリースポーツ）