ヘンリー王子とメーガン妃、王室高位の立場退く 財政的自立示唆も大丈夫?!

 ヘンリー王子とメーガン妃が英国王室の主要メンバーから退くことを発表した。夫妻は王室高位の立場から身を引き、今後も変わらずエリザベス女王へのサポートは続けながらも、財政的に自立する旨を明かした。

 インスタグラムに投稿した声明で、夫妻はこう説明している。「何カ月にも渡って熟考し、内部での議論を重ねた結果、私達は今年、この王室という組織の中で革新的な新しい役割を作り出し、そちらに移行することを選択しました。引き続きエリザベス女王へのサポートは全力で続けながらも、王室の『主要』メンバーからは退き、財政的に自立するよう努力する意向です」

 8カ月になる長男アーチー君を持つ夫妻は今後、イギリスとメーガン妃の母国アメリカとの間を行き来する予定のようで、こう続けている。「特にこの数年間、皆さまからの励ましがあってこそ、このような調整をする準備が整ったと感じています。今後は英国と北米両方の生活でバランスを取りながら、引き続き女王と英連邦、そして私達が支援している団体への義務は果たしていくつもりです。こうして地理的にバランスをとることで、王室の伝統の中に生まれたことに感謝しながら息子を育てられる一方、新たなチャリティ団体を発足するなど、家族が新しいチャプターに力を注ぐ余力を持つことができます」

 そして、2018年に結婚した夫妻は、「今後も女王、チャールズ皇太子、ウィリアム王子やその他関係者らと協力し続け、次のエキサイティングな一歩についての詳細をお知らせできることを楽しみにしています。その時まで、皆さまからの変わらぬサポートに心から感謝します」と締めくくっている。

 また、今回の決断に伴い、夫妻は新たなウェブサイトSussexroyal.comを立ち上げた。同ウェブサイトは、メディアとの関係性における新たなポリシーに加え、支援しているチャリティー団体の将来像や、どのように資金援助を受けるかなどについて説明している。

 この新たなシステムにおいて、夫妻は今後、毎年女王が納税者から得て成り立っている王室助成金を受け取らないことになり、その代わりに広告取引や慈善活動によって収入を得る予定だ。

 同サイトには、夫妻が「現在置かれている状況では禁止されている、プロフェッショナルな収入を得るという能力に価値を見出している」と記されているものの、今後も女王の許可のもとフロッグモア・コテージには住み続け、その警備にかかる費用は納税者からの支払いに基づくことには変わりない。

 そして、内務省より義務付けられているロンドン警視庁からの警備については、「サセックス公爵夫妻は国際的に保護が必要と見なされる人物としてカテゴリーされているため、このレベルの警備が義務付けられています」と説明されている。

 さらに、今後はメディアへのアプローチ方法も変えていく模様で、ポッドキャスト「ロイヤル・ロタ」からは姿を消し、夫妻が公式に提供するチャンネルによってニュースを届けたり、新たなコミュニケーションの場を設けたりするそうだ。(BANG Media International/デイリースポーツ)

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