故トム・ペティの未発表曲窃盗犯が逮捕

 故トム・ペティの発表曲盗難事件の犯人が捕まった。先月、サンフェルナンド・バレーにある倉庫に何者かが侵入、ギターを始めとする楽器、銃、未発表曲を含む楽曲データが保存されたハードドライブなど総額10万ドル(約1100万円)相当に及ぶトムの遺産が盗まれる事件が発生していたが、この度警察が容疑者を侵入窃盗罪で逮捕、同者は罪を自供しているという。

 複数の関係者らがTMZに明かしたところによると、警察はハードドライブと銃を押収したほか、現在楽器の行方を追跡中で、犯人が故意にトムの倉庫を狙ったのかどうかについては現在不明となっている。

 当のトム本人は2年前に不慮の薬物過剰摂取で亡くなったが、昨年遺族らはトムが多くの病気を患いつつもファンをがっかりさせないために無理をしてパフォーマンスをしていたことを明かしていた。「トムの身体は、肺気腫、膝の問題、そして最も酷かった股関節の骨折など様々な病に侵されていました。痛みが走るケガを省みずトムはファンに自らを捧げたのです。その股関節で53日のツアーを回る中、日に日に悪くなる一方でした。亡くなった日、彼の腰は完全に骨折していたと告げられました。その耐え難い痛みが薬物過剰摂取の原因だったと私達は思っています」(BANG Media International/デイリースポーツ)

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