ビヨンセとソランジュ姉妹、がん検査を受けていた 父の乳がん診断がきっかけ

 ビヨンセとソランジュ姉妹が、がんリスクに関する遺伝子検査を受けていたという。父マシュー・ノウルズが乳がんと診断されたことがきっかけで、変異により同病気を引き起こすBRCA2遺伝子に関するテストを受けたようだ。

 「グッド・モーニング・アメリカ」に出演したマシューは司会のマイケル・ストラハンに、こう話す。「(乳がんの知らせを受けて)最初に電話したのは私の家族たちだった。遺伝的な病気で私の子供たちも罹る可能性が高い。孫だってそう。だから皆検査を受けたんだ」

 今月の乳がん月間を機に同病気の公表を決意したマシューだが、ビヨンセとソランジュの検査結果については明らかにしていない。

 ビヨンセが所属していたデスティニー・チャイルドのマネージャーを務めていたこともあるマシューは、前妻ティナとの間にビヨンセとソランジュ、2003年に再婚した元モデルのジーナ・アヴェリーとの間に2人の子供がいるが、同病気は自身の家系に関りが深いのだという。 「乳がんは私の家族には馴染み深く、叔母もその娘たちもこの病気で亡くなった。3人の子供がいる義理の姉も3月にそれで亡くなった。義理の母も患った。だから乳がんは私の身近のあらゆるところにある。妻の母親も乳がんだ」

 そして当のマシュー本人は7月に片方の乳房を除去、現在回復に向かっているものの、来年の1月には新たな腫瘍のリスク削減のため、もう片方も除去する予定だそうだ。

 また乳がん以外にもBRCA2遺伝子のキャリアであることで様々ながんのリスクが上がるそうで、「男性にとってBRCA2が突然変異するという意味とは何か?乳がん、前立腺がん、すい臓がん、メラノーマにかかる率が高くなるということだ。まだ検査結果が返ってきている段階だよ。すい臓がんのためのMRI検査をしたけど、すい臓と肝臓は大丈夫さ。かかりつけの皮膚科医がメラノーマになる可能性がある自分のほくろを2つ除去した。一週間前に前立腺がんのMRI検査もしたけど、結果待ちさ」「私の子供たちがBRCA遺伝子の突然変異を受け継いでいる可能性は50%。男性だろうと女性だろうと。かつては女性だけのものだって考えられてきたけど、性別は関係ないんだ」と続けていた。 (BANG Media International/デイリースポーツ)

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