アリアナ・グランデ MVを巡って訴えられる
アリアナ・グランデが『ゴッド・イズ・ア・ウーマン』のミュージックビデオで著作権侵害をしたとして訴えられている。昨年アリアナが発表したこのシングルで、アリアナがキャンドルの中踊るシーンがおよそ20年前に描かれた2枚の絵画に酷似しているとして、画家のウラジーミル・クッシュが訴えを起こした。
TMZによれば、クッシュによる「ザ・キャンドル」「ザ・キャンドル2」と名付けられたこの2枚の絵画では、曇りがかった空模様を背景に、ろうそくの芯に見立てられた女性が手をかざす姿が描かれているといい、アリアナが同ビデオの中で同じような背景の中、キャンドルの芯の部分で踊っているシーンは、雲の描写や雲と炎のリング効果、そして炎から出る閃光が類似しているとクッシュは指摘しているという。
今回クッシュはアリアナとこのビデオの制作を手掛けたフリーンジョイ社を著作権侵害で訴えており、同ビデオをインターネット上から削除することを求めている。
フリーンジョイ社は過去にもケンドリック・ラマーの『オール・ザ・スターズ』のビデオに無断で作品を使用されたとして別のアーティストから訴えられていた。
その際、リナ・アイリス・ヴィクトルは、シザも参加した同曲が収録された『ブラックパンサー』のサウンドトラックのプロモーションに向け、自身の作品の使用許可を求められた際断ったにも関わらず、勝手に使用されたとして訴えていた。(BANG Media International)