スティーヴ・カレル、アカデミー賞がきっかけで殺人犯役のオファーが続々!?

 スティーヴ・カレル(56)は、アカデミー賞にノミネートされたことがきっかけで多数の殺人犯役のオファーを受けたという。2015年に同賞主演男優賞のノミネートを受けて以来、カレルのもとに殺人犯役のオファーが続々と舞い込んで来たそうだ。それまではコメディ俳優として知られていたカレルだが、『フォックスキャッチャー』でレスリング好きのデュポン財閥の御曹司ジョン役を怪演して以来、全く異なったジャンルの映画出演の話が多くやってきたものの、それは彼が望んだ方向ではなかったという。

 カレルは、当時をこう振り返っている。「心理スリラーの話が沢山やってきてね。どれも悪役の殺人犯だったよ」「新しいドアが確かに開いたけど、僕が入って行きたいものではなかったんだ」

 薬物依存症の息子ニック、そしてその父親デヴィッドがそれぞれ書いた回想録を基に製作された新作『ビューティフル・ボーイ』で父親役を演じるカレルは、役作りのためデヴィッド本人と実際に会ったそうだが、それは『マネーショート 華麗なる大逆転』のためにファンドマネージャーのスティーブ・アイスマンと会った時と同様、気まずい空気の中会話が進められたそうだ。「いつも変な感じだよ。彼らに実験台のように思われたくないと同時に、傲慢な態度も取りたくないしね」

 妻ナンシーとの間に、18歳のアニーと14歳ジョニーという二人の子供がいるカレルは、『ビューティフル・ボーイ』の中で、電話で息子と縁を切るシーンが特に難しかったと話す。「あれは、理解するのが特に難しかったよ。親であるという全ての繋がりに反する行動だからね」

(BANG Media International)

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