6回目で11日間に拡大の長江健次フェス「出演者が楽しんで、お客さんに伝染して」

フライヤーを手に笑顔の長江健次=神戸市のデイリースポーツ
長江健次Cafeに手応え十分の長江健次=神戸市のデイリースポーツ
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 伝説的バラエティー番組「欽ドン!良い子悪い子普通の子」のフツオで知られるタレントの長江健次(54)が主催する音楽フェス「長江健次Cafe Vol.6」(デイリースポーツ、神戸新聞社、サンテレビ後援)が、18日から28日までの11日間、神戸チキンジョージで開催される。長江がこのほど神戸市のデイリースポーツを訪れ、6年目を迎えるイベントの見どころ、聴きどころを語った。

  ◇  ◇

 イモ欽トリオ、原田真二、伊藤銀次、杉真理、野村義男、加藤雅也ら今年も多彩な顔ぶれが集う長江健次Cafe。今年は初めての試みとして、公開リハーサルを行う。

 「リハーサルを見られる機会はなかなかないし、半額にして、前夜祭のような感じで」

 出演者にも、シング・ライク・トーキングの佐藤竹善、1990年代に一世を風びした歌手の久宝瑠璃子、日本を代表するドラマーである村上ポンタ秀一が新たに加わり、昨年はフライヤー掲載が間に合わなかった加藤も連続出演する。昨年はトークだけだった加藤だが、今年は苦手な歌にも挑戦するという。

 長江と加藤は、加藤のデビュー映画「クレイジーボーイズ」で共演した間柄だ。地元・神戸出身の久宝は「レギュラーのように出てもらっている井上昌己ちゃんから紹介してもらって」の出演。村上も西宮出身で、仙波が長江に紹介した。佐藤とはゴルフがきっかけで知り合ったという。人の輪は年々、広がってきている。

 「それぞれのライブとは違う顔を見ていただけるのが楽しみ。どなたのファンが見ていただいてもたっぷり楽しめる。出てる皆さんにも喜んでもらう。出演者がすすんで楽しんで、お客さんに伝染していく」のが、プロモーターとしての長江イズムだ。

 自身も長江健次バンドとして、11日間全てに出演する。初日の18日にはニューアルバム「AUTO REVERSE-ORE no UTA 2-」をリリース。出演者の原田、伊藤、杉、野村、曾我泰久、鈴木結女、井上昌己らを作家陣に迎えており、「新曲をそれぞれ皆さんと」披露する予定だ。

 また、25日には伊藤、久保田洋司との「ナガエヤカラ・トライアングル」で、本家ナイアガラ・トライアングルの伊藤も参加してナイアガラ・ナンバーをカバーする。

 「どんどん自分もぜいたくになってきて、バンドも成長してきたし、練習も選曲も大変。適当にやるわけにもいかない」とぼやきつつも、音楽性は「明らかに上がっている」と、手応えは十分。

 6年目を迎え、「ひいきのアーティストのライブをたくさん見ていても、長江健次Cafeでは絶対に違いますから。ファンじゃない人が見てもアーティストの良さを感じて帰ってくれる」と、自信をにじませた。

 【出演者】

 ◇18日 公開リハーサル

 ◇19日 イモ欽トリオ、THE東南西北

 ◇20日 久宝瑠璃子、井上昌己、鈴木結女

 ◇21日 杉真理、曾我泰久

 ◇22日 加藤雅也、宮崎隆睦

 ◇23日 佐藤竹善

 ◇24日 伊藤銀次、増田俊郎、KAJA

 ◇25日 ナガエヤカラ・トライアングル(GINJI、KENJI、YOJI)

 ◇26日 野村義男、村上ポンタ秀一、仙波清彦、高橋香織

 ◇27日 原田真二、仙波清彦、高橋香織

 ◇28日 梅津和時、仙波清彦、高橋香織

 ※長江健次バンド(長江、久保田洋司、太田公一、吉川弾、Nao、根岸和寿)

は全日出演。

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