ジェニファー・アニストン、新作に自身の母親との関係を投影

 ジェニファー・アニストン(49)は新作映画『ダンプリン』の役作りにおいて、自身の母親との難しい関係を生かしたそうだ。ネットフリックスで公開予定の新作コメディで、ぽっちゃりめの娘を持つ元美人コンテスト優勝者を演じているジェニファーは、実の母ナンシー・ドウが望むような子供ではないと感じていた自身の過去を打ち明けた。

 「母はモデルで、見かけが全てだった。本人や私の見かけがね」「でも私は母が望んでいたようなモデルのような子供ではなかったから、今回の役ではそこがかぶったわ」「(『ダンプリン』の)この女の子は母親にただ愛されたいだけなんだけど、母親はあまり意味のないようなことで頭がいっぱいなの」

 そんなジェニファーは母親と連絡を取っていなかったものの、2016年5月に重体になったと聞いて5年ぶりに母の元へと駆け付けたが、その後心筋梗塞により息を引き取った。

 それ以前には2009年にナンシーが暴露本『フロム・マザー・アンド・ドーター・トゥ・フレンズ:ア・メモワール』を出版した際、ジェニファーについても多く語っていたことで、2人の関係は悪化の一途を辿っていた。ジェニファーは以前、母親との関係についてこう話していた。「母はとにかく批判的だった。私のことにすごく批判的だったの」「母はモデルですごく美しく、きれいだったけど、私はそうじゃなかった。今でも自分をそういう風には見れない。でもそれは良いの」「周りには『どうやったらあの人と口をきく気になれるわけ?』って思っちゃう人がいる。だって(怒りを)隠しておく意味なんてないでしょ?あまりにも毒だもの」

 ナンシーは1965年にジョン・アニストンと結婚したが、ジェニファーがわずか9歳の時に離婚している。

(BANG Media International)

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