「スター・ウォーズ」シリーズの脚本家が死去

 「スター・ウォーズ」シリーズの脚本家として知られるグロリア・カッツが死去した。76歳だった。1977年作「スター・ウォーズ エピソード4/ 新たなる希望」の脚本に内密に携わっていたカッツは、夫ウィラード・ハイクとの49回目の結婚日である25日、ロサンゼルス市内の病院で息を引き取った。

 2人は同シリーズで故キャリー・フィッシャーが演じたレイア姫の人物像について、監督のジョージ・ルーカスと話し合ったこともあったという。

 カッツはこう語っていた。「彼女(レイア)は指揮を執ることができます。へまはしませんが、同時にか弱くもあるのです。ただ救われるためにのろのろと歩く美女ではありません」「彼に『直してくれ。君のやりたいものを書いてくれ。それを自分で見て必要なものを確認するから』って言われました。ジョージは私たちが脚本を執筆することを誰にも知られたくなかったんです」

 カッツは「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」や「アメリカン・グラフィティ」といったルーカス作品でハイクとタッグを組んでおり、この3人でアカデミー賞の作品賞や脚本賞など5度のノミネートを果たしている。

 カッツとハイクは1960年代に友人を通して知り合い、当時カッツはカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で映画を専攻しており、一方のハイクは南カリフォルニア大学(USC)で映画を学んでいて、そこでルーカスと友人になっていた。

(BANG Media International)

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