クリス・ヘムズワース、「悪い男」を目指してた!?

 クリス・ヘムズワース(35)はハリウッドで駆け出し俳優の時代、「バッドボーイ」のイメージを目指していたという。地元オーストラリアから2007年にアメリカにやってきた当時、クリスは成功するためにはその姿勢が必要だと考えていたそうで、特に何か悪いことをしたわけではないものの、無謀な振る舞いを装っていたのだそうだ。

 「コリン・ファレルを目指していたのを覚えてるね。『世間は悪い男が好きなんだ』って思ってた。出かけては、無鉄砲な態度を取ってみたりしてたけど、誰にも気にかけてもらえなかった」「パパラッチがいたわけでも、SNSやそういったプラットフォームがあったわけでもなかったから」「(特に悪いことをしていたわけではなく)ただ酔っぱらってたんだ」とクリスは当時を振り返る。

 2005年に薬物中毒でリハビリ施設入りし、2006年にはセックステープの流出で話題になっていたコリンのほか、クリスはラッセル・クロウもお手本にしようとしていたそうで、米版GQ誌の中で「ハリウッドに来た時はラッセル・クロウにならなきゃと思ってた。彼の演技が大好きだったし、自分の見た目や体の大きさなんかを考えても当然のチョイスだったんだ。それで入り口が開けると思ってた。でもそれは俺じゃなかったんだ」と語った。

 その後、マーベル映画でのソー役など、数々の成功を経て2014年に妻エルサ・パタキーと3人の子供と共に故郷オーストラリアへとまた拠点を戻しているクリスは、今の生活にこれ以上ないほど満足しているそうだ。

(BANG Media Internationasl)

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