ローズ・マッゴーワン、アーシア・アルジェントの性的暴行疑惑にショック

 ローズ・マッゴーワンが友人アーシア・アルジェントの性的暴行疑惑に心を痛めているという。ハーヴェイ・ワインスタインからの性的暴行を訴えて以来、ハリウッドにおける不当な性暴力の撲滅を声高に訴えてきたローズだが、ワインスタインから同じような被害に遭ったと主張しているアーシアが、自らを性的虐待で訴えてきた元子役に口止め料として38万ドル(約4200万円)を支払っていたという話を耳にし、非常にショックを受けたそうだ。

 ローズはツイッターにこう心境を綴っている。「10か月前にアーシア・アルジェントと知り合った。私たちの共通点は、ハーヴェイ・ワインスタインから暴行を受けたという痛みを共有していること。(アーシアの暴行疑惑に)心が痛むわ。あらゆる場所の被害者の代わりに、私は仕事を続ける」

 しかし、ローズは今のところ今回のニュースが単なる主張であり、何も立証されていないとした上で、「私たちは今回の件の真実を知らない。今後も明かされていくことになると思う。辛抱して」とフォロワーに訴えた。

 今回の事件を最初に報じたニューヨーク・タイムズ紙によると、アーシアはワインスタインへの訴えの後に、ジミー・ベネットへの過去の性的暴行に対して金銭的解決を図っていたという。2004年の『サラ、いつわりの祈り』でアーシアの息子を演じたジミーは現在22歳だが、カリフォルニア州のホテルの1室でアーシアから性的暴行を受けたとされる2013年当時は17歳になったばかりだった。

 ジミーの弁護士ゴードン・K・サットロは、ジミーについて「アルジェント氏がハーヴェイ・ワインスタイン氏の大勢いる被害者の1人として注目を浴びているせいで最近、当時のことが頭から離れないそうです」と説明している。

 昨年10月にワインスタインのことを訴えたアーシアは、名乗りを上げた60人以上いる被害者の1人だった。

 アーシアの訴えによると、1997年にワインスタインにオーラルセックスを強要されたとしながらも、その後「(ワインスタインとは)5年間以上に渡る合意による性的な関係にあった」と告白し、関係はあくまで一方的で自己満足なものだったと釈明していた。

(BANG Media Internationasl)

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