ジョニー・デップ、暴行疑惑について正当防衛を主張

 ジョニー・デップが『シティ・オブ・ライズ』の現場でロケーションマネージャーに暴力を振るったという訴えに対して、正当防衛を主張している。ジョニーは先月グレッグ・'ロッキー'・ブルックスから今年4月にジョニーから肋骨を2度殴られたうえ、「顔面を殴り返したら」10万ドル(約1100万円)を払うと言われ、肉体的にも精神的にも傷ついたと訴えられていたが、「身の安全を脅かされた」ため暴行を働いたとしてこの訴えを否定した。

 ザ・ブラストが入手した書類によると、ジョニーは自らだけでなく、ブラッド・ファーマン監督の身にも危険を感じていたといい、ジョニーは自身と他の人を守るために仕方がなかったとして、今回の訴訟を棄却した上で、ブルックスへの如何なる賠償も行わないことを要求しているという。

 ブルックスの裁判所文書によると、ジョニーが「意図的かつ悪意を持って、原告を辱める目的で犯行に及んだ」と主張しているほか、撮影中のジョニーの「酩酊状態や短気さのせいで、非常に酷く危険な労働環境になってしまった」と非難している。また、ブルックスはこの事件に対する訴訟の権利を放棄することへの同意を拒否したことによりその映画での仕事を失ったとしている。

 一方で、今年初めに今回の事件が明るみになった際に、ファーマン監督はジョニーのことを擁護する声明を出していた。

 2パックとノトーリアス・B.I.Gの殺人事件の捜査を題材に、フォレスト・ウィテカーも出演する『シティ・オブ・ライズ』は9月に公開予定だったが、今のところ公開時期は未定だ。

(BANG Media Internationasl)

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