『ロザンヌ』スピンオフ作、人種差別ツイートの主役女優抜きで制作へ

 『ロザンヌ』スピンオフ作がロザンヌ・バー抜きで制作へ

 ドラマ『ロザンヌ』のスピンオフ作がオリジナル作で主役を演じていたロザンヌ・バー抜きで制作されることが発表された。米ABC局は、ロザンヌが人種差別的なツイートしたことを受け、今年放送されていたリバイバル版を放送中止していたが、『ザ・コナーズ』というタイトルの全10回の新番組を今秋から放送することを発表した。

 あらすじには「突然の出来事を受け、コナー一家はこれまでになかったようなかたちでランフォードでの日常生活の問題に取り組むことになる」「ダン、ジャッキー、ダーリン、ベッキー、D.J.ら一家は、アメリカの労働階級の環境で、子育てや恋愛、予想外の妊娠や経済的切迫、加齢や義理の家族などに取り組む」「争いやクーポン券の切り取り、お下がりや破綻の中で、一家は愛情とユーモア、粘り強さを持ってそのすべてをしのぐ」と書いてあり、ロザンヌの役柄は死亡した設定になると見られている。

 この新番組の発表の際、同局はロザンヌが経済的にも制作面でも一切関与していないことを強調した。

 元ホワイトハウスのアドバイザーであるヴァレリー・ジャレット氏を「猿」呼ばわりするツイートしたことで番組を解雇されていたロザンヌは、この新番組に向けて激励の言葉を寄せた。「私が『ロザンンヌ』を離脱しなければならなくなった状況は残念に思います。200人にも及ぶ愛するキャストやクルーたちの仕事を維持させるために私は和解しました。皆さんのご活躍をお祈り申し上げます」

 一方でジョン・グッドマン、ローリー・メトカーフ、サラ・ギルバート、レシー・ゴランソン、マイケル・フィッシュマンら出演陣は、番組復活をとても喜んでおり、「番組のファンの皆様からは多大なご支援をいただき、このキャラクターたちが私たちにとってだけでなく、視聴者の皆様にとっても大事な存在であることが明らかに感じられました」「私たちは今日の労働階級の家庭が直面する困難について語りたいと思ったために、前シーズンで全員が再集結したのです。そのキャストやクルーと共に、愛と笑いを持ってそうしたストーリーを今後も続けていける機会を得られて、とても嬉しいです」と共同声明を出している。

(BANG Media International)

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