スパイス・ガールズ、再結成ツアーが中止に

 スパイス・ガールズの再結成ツアーが中止になったようだ。ヴィクトリア・ベッカム、メラニー・B、メラニー・C、エマ・バントン、ジェリ・ホーナーから構成される同グループは、1人あたり3000万ポンド(約44憶円)もの収益にのぼると言われる大規模なワールドツアーのために再結成する見込みだったが、ヴィクトリアがそのプランから抜けたことで計画自体がなくなったと言われている。

 ある関係者はザ・サン紙に状況をこう語る。「スパイス・ガールズは混乱状態にあります。ヴィクトリアは常にツアーには参加しないといい続けていましたが、マネージャーのサイモン・フラーは説得できると思っていたんです」「彼女たちはウェンブリー公演なども含めて1憶5000万ポンド(約220憶円)のオファーを受けていて、以前には乗り気でなかったメラニー・Cまでやる気になっていたのです」「中途半端な状況になっていることで、ヴィクトリアと他のメンバーの間でも言い争いがあったようです」「サイモンがヴィクトリアの説得にあたりましたが、結局は失敗に終わったので、メンバーはサイモンが過去の栄光を取り戻すために自分たちを利用しただけだと感じています」

 今後の再結成に暗雲が漂っているスパイス・ガールズだが、およそ1カ月前にはメラニー・Bがグループとして再結成の契約を正式に交わしたと明かしていたところだった。

 当時メラニー・Bは「今は色々検討しているところ。私たち全員がサイモン・フラーと契約を交わしたわ。いつ何をやるかはわからないけど、すごく楽しみ。色々やることになると思うわ」「もし私が決められるなら、すぐにでもツアーをやりたいわね。やることになるかも。私はずっとツアーをやるって言ってきたけど、もしかして私が言い過ぎているだけで、言うのを止めたらみんながイエスって言うのかも。だまってたほうがいいわね」と話していた。

 そしてメンバー間の絆については「私たちって実際、すごく気が合うの。大きなことを一緒に経験したわけだしね。突然有名になった時、私たちには互いしかいなかったから、誰にも壊されないような絆があるの。本気で喧嘩したわけではなかったわ。5人姉妹みたいな感じなの。つまらないことで言い争ったりはするけど、いつだってお互いを支え合ってる」と独特の信頼関係があると説明していた。

 スパイス・ガールズのツアーは2007年から2008年にかけて行われた再結成ツアーが最後となっており、2012年のロンドンオリンピック以来一緒にステージに立っていない。

(BANG Media International)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

海外スターバックナンバー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス