「ダイヤモンドバックス－ドジャース」（３０日、フェニックス）

　ドジャースの大谷翔平選手は「２番・ＤＨ」で先発出場となったが、蜂の大量発生により、試合が１時間以上遅れる珍事が起こった。現地の中継映像には「ＢＥＥ　ＤＥＬＡＹ」と表示され、ネットの上部に蜂の大群が大きな塊をつくる状況が映し出された。

　ＮＨＫ・ＢＳ１の中継では蜂の専門家の見解を紹介。西洋ミツバチの分蜂ではないかという見解で、女王蜂が新たな女王蜂を残して、別の巣を探す際に働き蜂を引き連れて見られる光景だという。球場に迷い込み、一時的に休んでいるようで、解説の小早川毅彦氏は「休んでいるのに移動して貰うのは気の毒ですね」と、話した。

　ＳＮＳでは「ああ、やっぱり分蜂だね」、「蜂の専門家に聞いたんだ。さすがＮＨＫさん」との声のほか、「鉄腕ＤＡＳＨで知った知識」、「鉄腕ＤＡＳＨで見た分蜂じゃん」と、鉄腕ＤＡＳＨ勢が沸いていた。

　試合開始を前にネットの上部に蜂の大群が大きな塊をつくる状況。中継では審判とロバーツ監督が蜂をみつめながら、長く話し合うシーンが映しだされていた。中継には「ＢＥＥ　ＤＥＬＡＹ」と表示され、ＮＨＫ・ＢＳの中継では解説の小早川毅彦氏が「どう対処するんでしょうか」と困惑していた。現地情報によると、打撃練習中には蜂の大群の姿はなく、試合開始２０分前にできたものだという。

　遅延の間、球場にはビートルズの「レット・イット・ビー」が流れており、ＳＮＳでは「蜂の大量発生でｌｅｔ　ｉｔ　ｂｅ流すのＭＬＢって感じ」、「Ｌｅｔ　ｉｔ　ｂｅを球場で流していてじわる」、「シャレが効いてる」と、沸いていた。