ジム・カヴィーゼル『パッション』続編でキリスト役を続投へ

 ジム・カヴィーゼルが『パッション』の続編でイエス・キリスト役を続投することを発表した。メル・ギブソンが監督を務めた2004年公開の『パッション』はキリストが処刑されるまでの12時間が描かれており、ジムがキリスト役を演じた。

 2016年にギブソンは死から蘇ったキリストのストーリーを描く続編の交渉中だと明かしていたが、今回ジムがUSAトゥデイで続編について話した。「観客にショックを与えるであろう言えないようなこともあるよ。素晴らしい作品さ。監督がどんな風に作るのかはここで言わないけどね。でも、この続編は歴史に残るような最高傑作になるってことは言えるよ。それほどすごい作品なんだ」

 またギブソンは最近もこう語っていた。「続編については話し合っているよ。もちろん大規模なプロジェクトさ。タイトルも『パッション2』ではなくて、『レザレクション』(復活)になるよ。とても大きな主題だし、きちんと作らなきゃね。シンプルな演出にはしたくないから。何が起こったのかは聖書や本を読めば分かるけど、本当の意味は何なのかということを体感するためには大がかりなことになるよ」

 前作で脚本を担当したランダル・ウォレスもまた「僕はいつもこのストーリーを語りたいと思っていたんだ。『パッション』は始まりの物語で、それに続くストーリーはまだまだあるからね」と話していた。

 『パッション』は興行収入の面では成功し、アカデミー賞でも3部門でノミネートされたものの、劇中の暴力的なシーンや反ユダヤ主義が指摘されるなどして物議を醸していた。

(BANG Media International)

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