モリーナ・バッカリン、ジョン・デロリアンのドキュメンタリー映画に出演へ

 モリーナ・バッカリンが、ゼネラルモーターズ(GM)元副社長ジョン・デロリアンのドキュメンタリー映画に出演するようだ。デロリアンと言えば映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するタイムマシンとして有名だが、「デッドプール」に出演しているモリーナは、アレック・ボールドウィンがデロリアン役を演じることが決まっている同作で妻クリスティーナ・フェラーレ役を演じる予定だとデッドラインが報じている。

 タイトル未定の同作は脚本があるシーンと、デロリアンの同僚や従業員、弁護士、友人や家族などの実際のインタビュー映像を交えた作品になるようだ。

 2005年に脳卒中のため80歳で他界したデロリアンは、クライスラーやパッカード、GM、シボレーなどの米大手自動車メーカーでエンジニアとして活躍し、GMでは副社長まで上り詰め、次期社長の呼び声が高かった。しかし73年にGMを退職し、デロリアン・モーター・カンパニーを創設したが経営が傾き、82年2月に倒産に至っている。

 さらに同年10月には、デロリアンはFBIによるおとり捜査で麻薬売買に関わっているのをビデオに収められ、コカイン売買の容疑で逮捕されスキャンダルとなった。デロリアンの弁護団はデロリアンが不当に対象とされ罠にかけられたと主張し、84年8月に無罪を勝ち取ったものの、評判はがた落ちし、再びキャリアが軌道に乗ることはなかった。

 ドン・アーゴットとシーン・M・ジョイスが監督を務める同作は来年公開予定だ。(BANG Media International)

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