キャリー・フィッシャー、「スター・ウォーズ」エピソード9では中心人物になるはずだった?

 キャリー・フィッシャーは本来、シリーズ7作目である「スター・ウォーズ/エピソード9」で重要な役割を担う予定だったようだ。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」でレイア姫として復帰したキャリーは、昨年12月に亡くなるまでに、12月15日に全世界公開予定の「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の撮影を進めていた。

 ルーク・スカイウォーカーを演じるマーク・ハミルは、エピソード8となる「最後のジェダイ」でのレイアの登場をファンが大喜びすると保障しながらも、製作側がレイアのために新たなエンディングを作り出さねばならなかったということも認めている。

 ニューヨーク・コミコンでマークは「『最後のジェダイ』でのレイアを気に入ってくれることは間違いなしだよ」「監督たちはエピソード9で、レイアに値する敬意を払った終わりの迎え方を探すと思うよ。ハン・ソロは『フォースの覚醒』で焦点となっていたし、ルークは『最後のジェダイ』でフィーチャーされたからね。それに9作目ではもともとレイアが重要な役割を果たすはずだったんだ」「世界中のみんなが彼女の残した穴を感じている。でもみんな耐える必要があるんだ。もし彼女がどこかで見守ってくれているのなら、彼女がいなくても平気なんだって見せてあげなきゃ。キャリーのためにね」と話した。

 さらにマークはキャリーが撮影現場にいないことを寂しく感じているが、前作から同シリーズへ出演しているキャリーの娘であるビリー・ロードの状況を考えれば、自分の辛さなど取るに足らないだろうと続ける。「キャリーのタイミングは素晴らしかったんだ。でもこの件に関しては、キャリーがいないと認識すると心が壊れそうになるくらい辛いよ。でもこう考えるのも自分勝手だと思うし、『キャリーなら撮影をもっと楽しくしてくれたのにな』なんて話したりしてしまうんだ」「でもビリーが直面している状況を考えてごらんよ。母親だけでなく、その翌日におばあさんまで亡くしてしまうなんて。そんなこととても想像できない」

 マークはさらに、「最後のジェダイ」ではルークの皮肉で悲観的な面が見られるとほのめかした。「誰もオビ=ワン・ケノービの焼き直しなんて見たくないよ。心優しいジェダイ・マスターが人々をトレーニングしている姿はもうみんな見たからね」「予告編の中で、ルークは『真実はひとつ。ジェダイは滅びる』って言うんだ。ルークが30年間何をしてきたのかまだ分かっていないと思うけど、どうやってシリーズの中で一番楽観的なキャラクターがそう考えるに至ったんだろう?それが判明するのももうすぐだね」

(BANG Media International)

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