アッシャーに対し性病隠蔽に関する3件の訴訟
アッシャーが性病を患っていたことを隠していたとして、2人の女性と1人の男性から起訴されている。最近になって、2012年にある女性がアッシャーから性器ヘルペスをうつされたとして訴えた件でアッシャーが110万ドル(約1億2000万円)を支払ったことが明らかになっていたが、現在、弁護士のリサ・ブルーム氏は同様の被害に関する訴訟を3件取り扱っているとのことだ。
2人の原告はジェーン、ジョーと匿名で非公開となっているが、3人目のクアンタジア・シャープトン氏は自身の19歳の誕生日にアッシャーと関係をもったとし、その夜の詳細について弁護士同行のもとこのように明かしている。「数年前アッシャーのコンサートに友人と私の誕生日を祝うために行きました。私は誕生日用の冠を被っていたこともあって、ショーが始まる前にステージ裏に入ることができたのです。その後警備員が私の電話番号を尋ねてきて、アッシャーが私に興味をもっていると伝えてきました。ホテルに帰ってから本人から非通知で電話がかかってきて、1時間後には性的関係をもったんです」
その後クアンタジアさんは報道を知って、自身には性病はうつされなかったものの、本人から何も知らされておらず女性としての権利を踏みにじられたとして、ブルーム氏に連絡を取ったとのことだ。
今回の件に関してブルーム氏はアッシャーことアッシャー・レイモンドに対し、「法律上、性器ヘルペス感染者はパートナーに対して感染していることを伝え、セックスを控えなくてはいけません。これが唯一の選択です」「もしレイモンド氏が事実ウィルスに感染していたのでしたら、私の3人のクライアントは彼が性的関係を持つ前にこの事を明かさなかったとして訴えるでしょう。少なくともクライアントの1人は性病検査をしており、うつしたのはレイモンド氏だと言っています。病院の検査が真実を語るでしょう」と述べている。
またRadarOnline.com が入手したシャープトン氏の訴訟に関する文書にはこのように記されている。「原告は著しい精神的ストレス、出産を困難にさせたこと、性病に感染しているかもしれないことからのうつや不安を患っていました」「原告の子どもの健康がレイモンド氏からの性器ヘルペス感染により損なわれていたかもしれないのです」
一方のシャープトン氏本人は「私は陰性だったけど、もし知っていたらこの不治の病がうつる可能性のあるリスクなんておかさなかったと思います」「自分の健康はとても大事ですし、今私は母親でもあります。人権が侵害されたと思っています」と述べ、性病が陽性であるなら今後のパートナーにはそのことを伝えるべきだとアッシャーに訴えかけている。
(BANG Media International)