マイケル・ブーブレ、息子のがん公表以来初の公の場

 マイケル・ブーブレが息子のがんを公表して以来初めて公の場に姿を現し、家族について心温まるスピーチをした。28日にカナダのオタワで開かれた2017年度ガバナー・ジェネラルズ・パフォーミング・アーツ・アワード式典でナショナル・アーツ・センター・アワードを受賞したマイケルは、妻ルイサナ・ラピラトと昨年11月に肺がんを患っていることを公表した3歳の息子ノア君、そして1歳5か月のエリアス君に感動的なメッセージを送った。

 詩人マヤ・アンジェロウの一節を引用し、「人はあなたが言ったことやしたことは忘れてしまいますが、どんな気持ちにしてあげたかは忘れないと言います」とスピーチを始め「それはまさに僕が1人のアーティストとして、そして1人の人間として感じてきたことを説明する最適な言葉であり、今ここに僕がいる理由でもあります。僕の人生は家族の存在による僕の気持から刺激されて成り立ってきました。僕の妻、子供たち、両親、姉妹…・」「あなた達のことを表せる言葉は見当たりません。時に『愛している』という言葉では物足りないこともあるのです」と続けた。

 そしてマイケルは苦境に立たされている一家にとってその栄誉が今まで以上に意味のあるものだとし、「僕はあなた方の音楽の代表の1人としここに立ち、家族のことで感情的で困難な時を過ごしている僕にこの名誉を授けることにしてくださったことをとてもありがたく感じています」「皆さんの愛と応援、そして毎回ステージに立って『僕の名前はマイケル・スティーヴン・ブーブレ、カナダ人です』と言う時に満ち渡る誇りに感謝します」とお礼を述べた。

 ノア君ががんを宣告されて以来、マイケルは司会を務める予定であったブリット・アワードやジュノー賞など、大型の仕事を次々とキャンセルしてきた。

 一方でルイサナは以前、ノア君がロサンゼルスでの治療後、体調が良いことをフェイスブックで明かしていた。ルイサナはノア君の全快までは長き道のりだと認めながらも、子供の成長を見られる親としての喜びを綴っていた。

(BANG Media International)〓

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