レッドフォード 映画の新技術に興味
ロバート・レッドフォードは新技術を経験するために『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』への出演を決めたそうだ。
ベテラン俳優のロバートはマーベルの同スーパーヒーロー映画の続編で、S.H.I.E.L.D.の高官であるアレクサンダー・ピアース役を演じているが、映画製作の過程を見たかったことが当初、同作に惹かれた理由だという。
ロバートはエンターテイメント・ウィークリー誌に「あの作品に出演した理由の1つは、ハイテクによって漫画のキャラクターが実写化されるような映画の新しい製作過程を経験したかったからなんだ」「『アベンジャーズ』のシリーズは、製作過程にハイテクが駆使された作品だから、それを経験してみたかったんだよ。どんなものなのか知りたかっただけなんだけど、そのチャンスが巡ってきたってわけで、僕にとってみればどんなものか試してみるためだけに新しい領域に踏み込んだってだけなんだ」と説明した。
タイトルロールのクリス・エヴァンスのほか、スカーレット・ヨハンソン、セバスチャン・スタン、コビー・スマルダーズ、ヘイリー・アトウェル、サミュエル・L・ジャクソンらと『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』で共演しているロバート、米ユタ州で開催される今年のサンダンス映画祭の出品作品の数々の中でも、いかにテクノロジーが映画界に変化をもたらしたかが見て取れると考えているようだ。「ドキュメンタリーだけでなく、映画の中でもどのようにテクノロジーが影響を与えたかが見て取れるはずだよ。今年の映画祭での多くの作品が『アイ・オリジンズ』という映画のように、技術そのものをテーマとして扱っているからね」「テーマを作り出すうえでテクノロジーを使うなんてことは、僕らが始めた頃には存在しなかったことだから、テクノロジーによって指針がかなり動かされたわけだよね。使う量やどれだけ良いかってことについてはまだまだ議論が続くと思うけど、実際に起きていることだし、製作側には低い予算で製作するチャンスを与えてくれてるだけでなく、もっと使う手段を増やしてくれていることは事実だよね」 (BANG Media International)