ジェイ・Ｚがサムソンと２０００万ドル（約２０億円）の契約を結ぶようだ。ジェイはリタ・オラ、アレクシス・ジョーダン、Ｊ・コールなどを含む自身のロック・ネイション所属アーティストのＰＲを加速させるため、サムソン社のスマートフォンを通じた新しい音楽ストリーミングサービスを立ち上げると噂されている。ある関係者はニューヨーク・ポスト紙に「数週間以内には８桁台の契約が結ばれることでしょう。この種の契約の中では最大のものになります。ジェイがモバイル端末を通じて自身が抱えるアーティストと音楽をＰＲするための何らかの新しい音楽配信サービスを開発したがっているというのは想像に難くありません」と明かしている。　　

　そんなビジネス戦略を練るジェイだが、先週末にメットライフ・スタジアムで開催されたニューヨークのラジオ局　ホット９７主催による「地球上で最大級のヒップホップ・ショー」とも宣伝されたイベント、サンデー・サマー・ジャムの舞台裏で妻のビヨンセ・ノウルズと一緒にいる姿が目撃されている。その後２人は、ニューヨークのクラブ「Ｗ．ｉ．Ｐ．」で翌日３日（月）の午前３時半までパーティーを楽しんだようで、２つのテーブルを占領してファボラス、ミゲル、ワーレイ、ミーク・ミル、バスタ・ライムス、オマリオンらラッパー仲間たちにビッグ・アーティストらしく大仰に振舞っていたようだ。

　ビジネス契約で巨額の富を儲けているのはカーター家でジェイ１人ではない。妻のビヨンセも昨年には、ペプシの新しい顔として５０００万ドル（約５０億円）の契約を結んでいる。

　その契約でビヨンセはペプシの一連の限定缶のイメージに登場しており、他方でペプシ側も１１月にリリース予定で通算５枚目となるビヨンセの新作スタジオ・アルバムのプロモーションや多くのコンサートのスポンサーも務めている。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）