マライア・キャリーが『アメリカン・アイドル』の審査員を辞めることになりそうだ。これまでも番組での確執が伝えられていたニッキー・ミナージュとの共演に嫌気がさしたというマライアは、ニッキーから逃れるためにも自ら降板を望んでいるという。ある関係者はＦｏｘニュースに「マライアは新シリーズに復帰したがっていません。ニッキーから本当にバカにされ続けて、マライアも毎回ニッキーに反論するのもホトホト疲れているんです」「ある晩、ニッキーの方から感じ良くしようとした時ですら、マライアは『どうでもいいわ！』って感じで突っぱねてましたね」「マライアはやり切った感があるんです。彼女としても別に審査員の座は必要でもないですし、番組のゴタゴタは彼女にとって良くないだけです」「しかも、出場者に対しての批判精神が足りないと番組のプロデューサー陣からも批判されてる状態ですからね」と明かしている。

　また最近では、同番組で２シーズンに渡って審査員を務めていたスティーヴン・タイラーが、マライアとニッキーの双方に対して、プロらしく参加者に集中しろと警告を発していた。スティーヴンは「番組では自分の意見を言わなきゃいけないんだ。俺にとっては難しいことじゃなかったけど、それが苦手な人間がいることも想像できるよ。『だまれ！』なんて言うだけでもマネージャーを必要なくらいの奴らもいるし、そういう奴らは陰でしか自分の意見が言えないんだ」「審査員のパネラー間でゴタゴタが起きてるのは知ってるよ。あってはならないことだね。その反対でなきゃ。仲間意識がなきゃダメさ」と暗に２人をいさめている。

（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）