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“ミスター悪代官”遠藤太津朗さんが死去 「銭形平次」三輪の親分でもおなじみ

亡くなった遠藤太津朗さん
 【2012年7月11日デイリースポーツ紙面より】


 テレビ時代劇「銭形平次」の万七親分役で親しまれた俳優の遠藤太津朗(えんどう・たつお、本名・辰雄=たつお)さんが7日午前6時30分、心筋梗塞のため、京都市左京区の病院で死去していたことが10日、明らかになった。84歳だった。葬儀は近親者のみで密葬を済ませたという。喪主は長男泰輔(やすすけ)氏。


 所属事務所関係者によれば、遠藤さんは3月ごろから体調を崩して入院していたが、7日に泰輔氏から「亡くなりました」と連絡を受けたという。


 所属事務所によれば、遺作となったのは2010年のテレビ朝日系ドラマ「京都殺人案内」で、藤田まことさん演じる刑事・音川音次郎の上司、秋山課長役を務めた。藤田さんとの軽妙なやりとりはドラマの人気シーンだったが、藤田さんが同年死去し、シリーズも終了していた。


 遠藤さんは1928年、京都市生まれ。終戦後、京都で劇団を主宰し、舞台からテレビや映画に進出。「眠狂四郎」や「仁義なき戦い」のシリーズなどに出演し、悪代官、悪徳商人といった悪役をコミカルに演じ、名脇役の地位を確立した。

 特に、66年スタートしたテレビ時代劇「銭形‐」では、大川橋蔵さん演じる平次のライバル岡っ引き・三輪の万七は当たり役となり、84年まで18年出演した。

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