ちばてつやさん死去 各出版社が追悼「ちばてつや賞」創設の講談社「漫画界への多大なる貢献は、余人をもって代えがたい」
「あしたのジョー」などのヒット作で知られる漫画家・ちばてつや(本名千葉徹弥=ちば・てつや)さんが22日に都内の病院で死去したことを受け、各出版社が27日、追悼のコメントを発表した。
小学館は、「ビッグコミック」の公式サイトで「70年にわたり漫画の第一線を歩み続け、数々の名作を世に送り出してこられたちばてつや先生。先生は戦後日本漫画の発展を支えながら、人間への温かなまなざしと平和への願いを作品に込め、多くの読者に愛されました。先生の生前のご功績に対し、心からの敬意と感謝を捧げるとともに、謹んで哀悼の意を表します」とコメント。
合わせて、妻・幸子さんのコメントも発表。「87年の生涯を現役として、画業70年の長期に渡り、数多くの読者の皆様にご支持頂けましたことは、漫画家として本当に幸せな人生でした。生前お世話になった関係者の皆様、作品を愛してくださった読者の皆様に心より感謝申し上げます」と感謝をつづっていた。
集英社では「週刊少年ジャンプ」の公式サイトで「ちば先生は創作のみならず、漫画界の発展と後進の育成にも大きく貢献されました。その偉大なご功績に、深い敬意と感謝を申し上げます。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と同誌ら6誌の編集部の連名で追悼。
講談社も「70年の画業の中で数々の名作を残してくれたちばてつや先生は、漫画という創作物に対する限りない愛と信頼をお持ちでした。弊社の新人賞である『ちばてつや賞』は創設から実に46年。数多くの新人漫画家が、ちば先生の言葉を胸にプロへの道を踏み出し、今でも活躍しております。ちば先生の漫画界への多大なる貢献は、余人をもって代えがたいものでした」と最大限の敬意を表した。
