東出昌大「私は今後もやらかす側」山暮らしの理由を赤裸々に語る「あけっぴろげに言うとスキャンダル」「今の芸能界は綺麗」

 俳優・東出昌大が21日、都内で初単著「誰が為にか書く~東京から離れた山暮らし日記~」(扶桑社、25日発売)の発売記念会見を行った。

 2021年春から東京を離れ、山で半自給自足を始めた東出による全24篇のエッセー集。狩猟生活から、家族との時間という日常をつづった。

 山暮らしを始めたきっかけを改めて問われた東出は「あけっぴろげに言うとスキャンダルがあって、預金がバーっとなくなって」と苦笑い。「生きていかないといけないけど、東京の家賃って8万とかでも当時の私には払えないと思ってたので。それ以前から山には通ってたけど、仕事もオファーもないし、東京いたらいつ撮られるか分かんないっていう思いもある中で、じゃあ山行こうって思った先で、タイヤがパンクした時に地元の人が助けてくださって。それからあれよあれよその方に空き家を紹介していただき、ここだったら家賃がかからないからとりあえず生きられるっていう所で始まった」と赤裸々に語った。

 山暮らしを始めて失ったもの、得たものを問われ「スキャンダル以前から考えると、仕事のオファーがなくなれば、プライベートなことであっても『今まで積み上げてきたものが本当に全部なくなったんだ』って。尊敬する方に『むしろマイナスだ』って言われた時に『そうか、そんななすすべないのか』と」と回想。

 ただ田舎に越してからは「私に関する風聞みたいなのはあったとて、猟師のご高齢のおじいちゃんは『そんなんどうでもいいからどれだけ鹿がとれるんだ』と」と人々は自身のスキャンダルにあっけらかんとしていた。

 「鹿をとって話に参加したりしてるうちに、『おまえいいやつだな』って言ってくださるようになって。残念ながら東京での生活ってご近所さんとのつながりもないですし、私を知ってるっていうのは本当に近しい友人か、仕事関係者しかいなかった。そうではなく『おまえっていう人間知ってるぞ。だから何書かれても別におまえは大丈夫だからな』って、実生活の中で顔を合わせる人たちが言ってくださるっていうのは『これが生きる喜びなんだ』って教えてくれた実感がありました」と続けた。

 周りの支えもあってプラスに変化していったのかを問われると「いや、マイナスはもうずっとマイナスのまま」ときっぱり。「それはそれだけど、プラスも何か、でもよく分かんないけど、モヤモヤしてる所で今は働いてる状況だと思います」と語った。

 現在はフリーで、基本は1人で活動している東出。今後の活動について問われると「芸能事務所にお声掛けていただいても全部お断りしてるっていうのも、今の芸能界っていうのがやっぱり綺麗ですよね。何かスキャンダルがあると大変。ただ私は今後も多分やらかす側の人間」と苦笑いで持論を展開。「マネジャーさんもいると、マネジャーさんの人生にも迷惑をかけるので、だったら自分一人で受けれるっていうフリーの状態の方が私は楽なので。誰かの責任を負わない、自分一人でっていうことになると思います」と語った。

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