元ホークス2軍スタジアムDJ 高知放送・樺山夏帆アナが届けたい「人の頑張り」 広島、福岡での経験も力に
四国4県のアナウンサーを紹介する「四国アナVOICE」。今回は高知放送(RKC=日テレ系)の樺山夏帆アナウンサーが登場。広島県出身で、小学生時代を高知で過ごし、大学院時代には福岡ソフトバンクホークスのファームでスタジアムDJを経験した。入社4年目の現在はテレビ、ラジオで活躍中。広島、福岡、高知で積み重ねた経験や仕事への思いを聞いた。
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-アナウンサーを目指したきっかけは。
「大学時代に広島の観光大使をしていた時、情報番組に出演させていただく機会がありました。地域の魅力を自分の表現で伝えることが楽しいと感じたのが、関心を持ったきっかけです」
-大学院時代にはスタジアムDJも経験しました。
「福岡ソフトバンクホークスのファームで務めました。スポーツの感動の瞬間に声を吹き込むことに、やりがいを感じました。そうした仕事に継続して携わりたいと考えた時、情報、報道、スポーツとジャンルを問わず挑戦できるアナウンサーしかないと思いました」
-広島や福岡で暮らした経験は、現在の仕事にどう生きていますか。
「九州では熊本地震の復興支援ボランティアとして現地に通り、被災者の方に必要な支援を伺う機会がありました。南海トラフ地震で大きな被害が想定される高知で、防災や災害報道の大切さを高い温度感で考える原点になっています」
-広島で育った経験から感じることは。
「原爆の歴史を次の世代へ伝えることの大切さを、子どもの頃から感じていました。高知で戦争に関する特集をお伝えする際にも、広島で培われた強い思いを持って向き合っています」
-高知放送を選んだ理由は。
「親の転勤で小学3年生から6年生まで高知に住み、自然や人の温かさが大好きになりました。もう一度高知へ帰り、その魅力を伝えたいという気持ちがありました」
-2023年の入社から4年目。成長したと感じる部分は。
「自分でネタを探してアポイントを取り、取材や台本作成、VTRの構成まで担当することがあります。1年目は周囲のディレクターや取材相手に助けてもらうことが多かったのですが、今は取材相手の良さをどうすれば最も輝かせられるか、自分で考えられるようになりました。取材へ行き、スタジオでも話し、テレビとラジオの両方を担当しています。本当に何でもやります」
-印象に残っている仕事は。
「児童養護施設の子どもたちへクリスマスプレゼントを贈る『じゃんけんサンタ』です。新人時代に担当した際、かつて施設でプレゼントを受け取ったという方に街で偶然出会いました。その方が『自分たちもうれしかったので、今度は子どもたちの力になりたい』と協力してくださったんです。長く続いている企画だからこそ生まれた出会いでした。テレビを通して支援の輪を広げられる仕事をしたいと思っていたので、とても幸せでありがたい瞬間でした」
-高知の魅力を他県の人に伝えるなら。
「二つ挙げてもいいですか。まずは地域丸ごとがアトラクションのようなところです。仁淀川や四万十川、きれいな太平洋や山があり、ラフティング、SUP(サップ)、キャニオニングなど自然と一緒に遊べます。私も高知へ来てから、仕事を通していろいろな体験に挑戦しました」
-もう一つは。
「土佐酒です。お酒がおいしいだけでなく、お酒を介してみんなで楽しむ文化があります。取材で試飲すると『そんなに好きなら、もっと飲みや』と勧めてくださり、おいしそうに飲むと喜んでもらえます。人の温かさも含めて、高知らしい魅力だと思います」
-趣味も幅広いですね。
「歌やダンス、舞台鑑賞が好きです。本場のブロードウェーでレッスンを受けたいと思い、ニューヨークへ行ったこともあります。スキューバダイビングやスポーツ観戦も好きです」
-目標とするアナウンサー像は。
「情報、報道、スポーツとジャンルを問わず携わり、人の頑張りを伝えられるアナウンサーになりたいです。若い人のテレビ離れ、ラジオ離れが進む時代ですが、私が等身大の言葉で伝えることで『テレビを見たい』『ラジオを聴きたい』と思ってもらうきっかけになれたらうれしいです」
◇樺山夏帆(かばやま・なつほ) 2月3日生まれ、広島県出身。小学3年生から6年生まで高知県で暮らす。九州大大学院修了。2023年、高知放送入社。ラジオ「とさこちイブニング」、テレビ「こうちeye More!」などを担当。趣味は歌、ダンス、舞台鑑賞、スキューバダイビング、スポーツ観戦。入社して巨人ファンに。
