坂本冬美「あと10年、50周年までやっていけたら」デビュー40周年リサイタルで24曲熱唱

 演歌歌手の坂本冬美(59)が14日、大阪市のフェスティバルホールで、デビュー40周年記念リサイタル大阪公演に出演。「夜桜お七」や「また君に恋してる」、9日にリリースしたデビュー40周年記念シングル第2弾「ひらり」など24曲を歌い上げた。

 終演後の取材会では「40周年でいろいろ振り返って、感傷に浸るというよりも、うれしい気持ちの方が大きかったような気がします」と笑顔を見せた。

 歌手生活40年の一番の思い出を問われ「やっぱりデビューできたことが一番大きい」と答えた。師で、1993年に亡くなった猪俣公章さん作曲のデビュー曲「あばれ太鼓」を「『この歌ははやらないと思います』と言って『ばかやろう!新人がはやるとかはやらないとか、100年早い』って怒られた。本当にかっこいい歌をデビュー曲に作ってくださったんだなっていうのを、今、ズシンと来ている」と述懐した。

 この日は、二葉百合子(95)から受け継いだ「岸壁の母」を熱唱。二葉は、40周年記念リサイタルの東京公演(11月4日)に来場するという。「先生が見てくださる。ご本人の前で歌わせていただきますんで、きょう以上の緊張感がある。40周年のリサイタルはあと一回、それっきりで終わりなので、来てくださる方に喜んでいただけるように、一生懸命歌わせていただきます」と意気込んだ。

 大阪でのリサイタルは、10周年以来30年ぶり。「40年も歌わせていただいて、日の当たるところを歩かせていただいて。こんな幸せな歌手はいないと自分で思ってますし、健康で60歳を迎えられるっていうことも幸せなことだと思います。これ以上何か望んだらバチが当たると思います。でも、欲を出してできればあと10年、50周年まで元気でやっていけたら最高じゃないですかね。思い残すことはそれこそない」と、50周年を見据えていた。

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