桂塩鯛「老体にむち打って」独演会で3席 師匠のざこばさんしのぶ「師匠よりも長生きすることが恩返し」
落語家の桂塩鯛(71)が31日、大阪市内で「桂塩鯛独演会」(10月12日、大阪・サンケイホールブリーゼ)の取材会に出席した。
独演会では、桂南光(74)から教わったという「ちりとてちん」、桂枝雀さんとの思い出の噺(はなし)「船弁慶」、桂米朝さんが得意だった「抜け雀」の3席を披露する。
昨年の独演会は「古希記念」と銘打った。腹部にたまった水を抜くために17日間入院したことを明かしながらも「古希を過ぎた第1回目。体力的に3席が少しきつくなってきた。老体にむちを打ってといいましょうか、今回も3席思い切りやらせていただきたい。枝雀、南光、米朝…この3人の噺をやらせていただく」と意気込んだ。
師匠の桂ざこばさんの三回忌を追善する米朝一門会で各地を回る塩鯛は、27年に落語家生活50周年を迎える。
「師匠は76歳で亡くなっている。今の目標は、師匠よりも1日でも、ちょっとでもいいから長生きがしたい。今年71歳、来年72歳ですから…あと4年ですな。あと4年しかない。師匠よりも、ちょっと長生きしたい。これが師匠に対しての恩返しのような気がする。その間に、落語ももうちょっと勉強せなあかん」と、年齢での“師匠超え”を誓っていた。
