東大博士の昆虫ハンタータレント ダンゴムシとムカデは嫌い「足が6本より多い」昆虫食は「一通り食べた」

 昆虫ハンターでタレント・牧田習が21日、都内で、インドネシア・タイで実施した昆虫調査と、国際学会での研究発表の報告を兼ねた取材会を開催した。

 牧田は今月1~5日にインドネシアのグヌン・ハリムン・サラック国立公園内にあるマラサリ村で調査を実施。その後、タイのプーケットで行われた国際学会に参加し、大学院生時から研究してきた「迷チョウ」という種類のチョウにまつわる研究の発表を行った。

 幼少期から大の昆虫好きだった牧田は昨年、東京大学大学院の農学生命科学研究家で博士を取得。9種の新種を発見しており、一番好きな虫は「ゲンゴロウ」だそう。一方で、足が6本であることが昆虫の定義であることを踏まえ「足が6本より多いダンゴムシとかムカデは大嫌いです」と苦笑いで明かしていた。

 また昆虫食も「一通り食べたと思います」と告白。「カブトムシ、バッタ、コオロギ、幼虫」などさまざま食したといい「僕が食べた中で一番おいしかったのはバッタとかカマキリ」と説明。一方で「昆虫食は売ってるとどうしてももったいなさが勝つ。標本にしたいと思う」と語った。

 今回の調査で訪れた村ではチョウから、コーカサスオオカブトといった貴重種まで発見。10年前から東南アジア各地で「昆虫の減少を著しく感じている」という中で「非常に高い多様性が保たれていた」と説明した。

 インドネシアでは許可なく昆虫を捕獲して販売するのは禁止されている中、同所では2000年頃までは虫の密猟がされていた。だが、今回の調査では「現在もカブトムシの密猟が行われていることが発覚」したといい、「密猟の売り先は日本の可能性が高いという情報」と報告。「こういった密猟ではなく、エコツーリズムにつなげていくことがマラサリ村で可能であれば、他の地域での問題解決につなげていく素晴らしいモデルになるのでは。昆虫を観察することで、地球環境問題について理解を深めることができるので昆虫をキーにいろんなことを知ってもらいたい」と呼びかけた。

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