岸谷五朗「いとおしい作品になった」作・演出・出演の舞台「ジャコメッティのように」 セットは段ボールで自作 小劇場ならではのエピ披露
俳優の岸谷五朗(61)が作・演出・出演の舞台「ジャコメッティのように」(13~20日、ABCホール)の取材会が12日、大阪市の同所で行われた。
本作は岸谷が小劇場で新たな演劇創造に挑むプロジェクト・PRIME VINsTAGE(プライムヴィンテージ)の旗揚げ公演。先月行われた東京公演は「すこぶる良かった」と振り返り、観客の反応も好評だったという。
小劇場ならではのエピソードを明かし、舞台に設置するパネルは段ボールで製作した。自宅で約2カ月間ためた段ボールを加工し、セットを完成させた。「よく見るとうちの住所が書いてある」と笑いを誘いつつ、「貧乏なところから、アイデアを出してお金をかけずに演劇を作っていくということを久々に思い出した。余計にいとおしい作品というか、いとおしいステージになりました」と感慨深げに語った。
13日から始まる大阪公演を目前に控え、「ABCホールはダイナミックさが出ると思う。とてもいい作品になりましたので、ぜひ見てください」と来場を呼びかけた。
「ジャコメッティのように」は彫刻家・ジャコメッティと妻アネット、日本人哲学者・矢内原伊作の数奇な日常を描く物語。
