中村玉緒さんの通夜 和田アキ子、さんま、王貞治会長ら各界から著名人が大勢参列
9日に肺炎のため86歳で死去した俳優の中村玉緒(なかむら・たまお、本名・奥村玉緒=おくむら・たまお)さんの通夜が16日、東京・桐ケ谷斎場で営まれた。歌手の和田アキ子(76)、タレントの明石家さんま(70)らバラエティー番組で共演した芸能人に加え、プロ野球・ソフトバンクの王貞治会長(86)ら、各界の著名人が参列。お茶の間にこよなく愛された玉緒さんとの突然の別れを惜しんだ。
映画界、バラエティー番組など幅広く人気を博し、多くの人々に愛された玉緒さんとの惜別。TBS系「さんまのスーパーからくりTV」や「さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかスペシャル」など、数多くの番組で共演したさんまも駆けつけた。表情を曇らせ、和田らと会話を交わしたが、報道陣に対応することはなく、会場から姿を消した。
祭壇には遺影として、近年で一番のお気に入りだったという笑顔の宣材写真が飾られた。遺影を囲むように、大好きだったというバラをメインに数種類の花を配置。祭壇には、好きだったココ・シャネルの香水や、愛煙家の玉緒さんらしく灰皿、アイコスも並べられた。戒名は「妙法大明院優華妙玉日緒大姉(みょうほうだいみょういんゆうげみょうぎょくにっしょだいし)」。亡きがらには、生前着用していた着物が着せられた。
パチンコ好きだった玉緒さんと店内でばったり会ったことが何度があったという和田は「独特の雰囲気で後ろから『どうでっか?』と声をかけられた」としみじみ。「ちょっとつらすぎます。本当にまわりを明るくする方でした」とハンカチで涙を拭った。
「からくりTV」で共演した浅田美代子(70)は「(夫の)勝(新太郎)さんをパパさん、パパさんと言っていた」と回想。過去に勝さんの浮気報道が出た際の「怒った時の顔を覚えている」とも明かした。勝さんと同じ墓に入る玉緒さんに「パパと一緒になって、誰にも邪魔されずに仲良くしてると思います」と声を詰まらせた。
昨年、玉緒さんと会話を交わしたという松平健(72)は、体調が思わしくない中でも舞台への意欲をみせていたことも明らかに。「舞台の袖で話す内容が楽しくて。楽しい思い出が多かった」と、常にスターであり続けた玉緒さんを偲んだ。
◆主な参列者 王貞治、明石家さんま、松平健、和田アキ子、渡辺正行、田川寿美、鶴見辰吾、安住紳一郎、西村知美、中村壱太郎、水森かおり、徳光和夫、早見優、瀬川瑛子、横山剣、立花理佐、西川貴教、大江裕(順不同、敬称略)
