中村玉緒さんの甥・若山騎一郎がしのぶ「最後に行った時も明るかった」 若山の妻を「退院したらパチンコに行こう」と誘う

 俳優の中村玉緒(なかむら・たまお、本名奥村玉緒=おくむら・たまお)さんが9日に肺炎のため86歳で死去していたことが12日、分かった。玉緒さんのおいで俳優の若山騎一郎がこの日、デイリースポーツの取材に対し、昨年面会した時の様子を明かした。

 騎一郎は玉緒さんの夫・勝新太郎さんの兄・若山富三郎さんの長男。

 昨年の夏前ごろ、玉緒さんを療養先に訪ねたといい、「全然元気で、ろれつが回らないようなこともありませんでした。本当にきれいでした」と振り返った。

 騎一郎が「おばさん、何が好きなの?」と聞くと「大谷(翔平)選手が好きなの!野球が好きというより、大谷選手が好きなの」と答えたという。部屋の壁中に勝さんと家族の写真を貼っており、家族で京都の動物園に行った写真を見せて「この時は本当に幸せだったのよ、楽しかったのよ」と回想。最後に騎一郎の妻の手を握り、「退院したらパチンコに行こう、おいしい物を食べに行こう」と語りかけていたという。

 騎一郎は「とにかく明るい人でしたね。最後に行った時も明るかった」としのび、「『(勝さんに)会いたい、会いたい』と言っていましたから、大好きなパパ、勝おじさんに、雄大(長男で俳優の雁龍さん)に会えるから良かったなって思っています」と死後の世界での再会を願った。

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