「心して決めい!」名キャッチコピーの東映映画惹句師・関根忠郎さん お別れの会に映画関係者ら続々
東映で映画惹句(じゃっく=キャッチコピー)師として長年にわたって活躍し、昨年11月11日に87歳で死去した関根忠郎(せきね・ただお)さんのお別れの会が20日、都内で開かれ、伊藤俊也監督、内藤誠監督、平山秀幸監督、多田憲之東映会長、関根さんの遺族ら約60人が出席した。
関根さんは「柳生一族の陰謀」(78年)の「我につくも、敵に回るも、心して決めい!」、「陽暉楼」(83年)の「女は競ってこそ華、負けて堕ちれば泥。」、「極道の妻たち」(86年)の「愛した男が、極道だった」など数々の名惹句を考案。97年に定年退職後も高倉健さんの遺作「あなたへ」などを手がけ、文筆家としても活躍した。
同い年の伊藤監督は自作「誘拐報道」(82年)の担当を関根さんが降りた思い出を振り返って「それだけ宣伝マンとしてのプライドも高かったし、宣伝マンとしての見識をより強く深く持っていた」としのび、昨年7月に話したという多田氏は「もう少し一緒に映画のこと、仕事のこと、宣伝のことを語り合っていたら」と惜しんだ。
