中村獅童 「子連れ狼」初の歌舞伎に 叔父の萬屋錦之介さん当たり役・拝一刀演じる 大五郎役は次男・中村夏幹

叔父の当たり役を演じる中村獅童 
拝一刀を演じる萬屋錦之介さん=1974年6月歌舞伎座(C)小池一夫 原作・小島剛夕 作画「子連れ狼」 
父・中村獅童とともに「子連れ狼」で役を務める中村夏幹 
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 歌舞伎俳優の中村獅童(53)が東京・歌舞伎座の「六月大歌舞伎」(3~25日)昼の部で、大ヒット時代劇「子連れ狼」の初歌舞伎化に挑むことが8日、分かった。獅童が昭和の大スターで叔父・萬屋錦之介さんの当たり役である主人公・拝一刀(おがみ・いっとう)役を、獅童の次男・中村夏幹(5)が一刀の息子・大五郎役を演じる。

 「子連れ狼」は小池一夫さんが原作、小島剛夕さんが作画を担当した1970年代を代表する劇画。妻を殺され、公儀介錯人の地位を追われた一刀が息子を連れ、復讐(ふくしゅう)の旅をする姿を描いた。73~76年にかけて錦之介さん主演でテレビドラマ化され、社会現象を巻き起こす大ヒット作となり、米国や欧州でも放送された。テレビでは高橋英樹や北大路欣也、映画では若山富三郎さんや田村正和さんも一刀を演じている。

 錦之介さんはドラマ放送中の74年6月に「萬屋錦之介特別公演」として舞台化に挑み、歌舞伎座に立っていた。52年の時を経て叔父の当たり役を新作歌舞伎としてよみがえらせる獅童は「この度、長年演じたかった『子連れ狼』を上演いたします。本日この発表ができたこと、とても嬉しく思います」と喜びを隠せなかった。

 主演の他、映画監督の井上昌典氏とともに、歌舞伎座で初めて演出も担う獅童は、「子連れ狼」について「幼い頃から大好きな作品」と愛を告白。「6月の歌舞伎座という私たち萬屋にとっても大変思い入れのある月に、夏幹と一緒に拝一刀・大五郎として歌舞伎座の舞台に立てることを楽しみにしています」と心待ちにした。

 夏幹も「6月がたのしみです。一生懸命がんばります!」と初々しく意気込んだ。

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