韓国 有料放送局がW杯の放送権を独占獲得 地上波3社と交渉も進展なし 現地報道

 6月開幕のワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の放送をめぐり、韓国では独占中継権を持つ有料放送局・JTBCと地上波放送局3社間のでの交渉に進展がみられず膠着(こうちゃく)状態にあると30日、現地メディアのNEWS1などが報じた。

 記事によるとこの日、ソウル市内でJTBCと地上波団(KBS・MBC・SBS)の懇談会が開かれ、JTBCは「最後の提案」としてJTBCが中継権料の50%を負担し、残りを地上波3社が約16.7%ずつ頭割りで支払うという解決策を提示したという。同社は、普遍的視聴権(国民の関心が高いスポーツやイベントを、経済的格差に関係なく全ての国民が無料、または安価に視聴できる権利)議論を考慮し、赤字を覚悟した最終案だという立場だと伝えたとした。

 しかし交渉は決裂したとし、懇談会後に地上波関係者が「交渉に進展はなく、引き続き(交渉を)続ける予定」「今回の事態を引き起こしたJTBCには、責任ある立場表明を要求した」と明かしたと伝えた。

 JTBCは6月に開幕するW杯中継権を、約1億2500万ドル(約199億円)で獲得。その後費用分担をめぐり、地上波3社が「中継権確保の過程で発生した費用をこちらに転換している」と反発するなど、対立が続いているという。

 JTBCはミラノ・コルティナ五輪も独占的に中継したことが現地で物議をかもしたが、同社は2032年までに開催される夏季・冬季オリンピックの放送権も独占的に獲得している状態だ。

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