元ジャンポケ斉藤被告 被害女性と母が証言した被告の行為 不同意性交などの第2回公判
ロケバス内で女性に性的暴行を加えたとして、不同意性交などの罪に問われた、お笑いトリオ「ジャングルポケット」の元メンバー・斉藤慎二被告(43)の第2回公判が17日、東京地裁で開かれた。検察側の証人として、被害女性Aさんがビデオリンクで証言し、PTSD発症を告白。示談金2500万などを拒否したと明かし「厳しい処罰を求めます。実刑を求めたい」と憤怒の意を示した。Aさんの母も証言台に立ち、娘の被害当時の状況を生々しく証言。涙ながらに「とてもかわいそうでなりません」と言葉を振り絞った。
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【Aさん、Aさんの母が証人尋問で証言した斉藤被告の行為と時系列】
◆ロケ1軒目と2軒目の間(午前9時22分~41分)
Aさんはロケバス運転席の後ろの座席の通路側、斉藤被告はその後ろの席。斉藤被告はAさんの肌をほめつつ左手でAさんのフェイスラインをつかむように触れた。一度離したが、1~2秒後に再度つかんできてキス。「Aさんは突然のことで防げませんでした」。斉藤被告は「ついかわいくて。ごめんね」。その後、斉藤被告はAさんの肩を押さえてディープキス。Aさんは「唇や歯で舌が侵入してこないように防いだがねじこまれてしまった」。さらにAさんのアゴを押さえていた左手がAさんの胸元に下り、右胸をなでたり揉んだりして、その後でヌーブラをはがしながら乳房や乳首を触った。Aさんが左肩を遠ざけるように強く押して抵抗すると、ほどなくして手と唇が離れた。斉藤被告は「かわいくて、つい。ごめんね」と言い、携帯電話番号を交換させた。Aさんは職場の先輩Hさんに「斉藤にいきなりキスされて気持ち悪い」とLINE。交際相手のEさんと母には「ジャンポケ斉藤めっちゃ気持ち悪いんだけど。チューしようとしてきた」とLINE。
◆ロケ2軒目と3軒目の間(午前10時25分~10時40分)
斉藤被告はロケバス内でAさんと雑談後にディープキス。肩を押さえられて舌を入れられる。Aさんは斉藤被告の両方の肩を押して抵抗。斉藤被告は「ごめんね、かわいくてさあ。俺ってダメだよねえ」と言うも「反省してるような感じではなくて、デレデレしてるような感じ」。
◆ロケ4軒目の後(午後12時1分~9分)
場所はロケバスの後部座席。斉藤被告がAさんの左腕をつかんで手のひらで股間を無理やり触らせた。Aさんは自分の方に手を戻すように抵抗して5~10秒後ぐらいに離した。斉藤被告はズボンとパンツを下ろし、Aさんの後頭部をつかんで、口腔性交を強要した。Aさんは両手で斉藤被告の腰の辺りを強く押して抵抗したが、諦めのような気持ちになり、陰茎が口中に入ってきた。斉藤被告はAさんの頭を押さえて前後に動かし、自分の腰も前後に動かした。Aさんは斉藤被告の腰を強く押して抵抗したが効果はあまりなかったよう。口腔性交は1分程度で、斉藤被告は射精しなかった。斉藤被告は「かわいくてつい、ごめんね」と言った。AさんはHさんに「キモすぎる」といった内容をLINE。
◆帰宅後
Aさんは母に斉藤被告の行為を打ち明ける。母が「あの人(斉藤被告)に?」と聞くと、Aさんは「うん」と答えた。Aさんは「なんで私ばっかりこんな目に遭うの?」「よくテレビとかで同じようなことをされた人の報道があるけど、なんで?って思ってたけれど、その人達の気持ちが今やっと分かった」「もう死にたい」と母に言った。母は警察に相談するように勧めたが、Aさんは相手が大手事務所の芸能人とあってもみ消されるかもしれないと思い「もうこのことは忘れる」と拒んだ。4日後、メンタルクリニックの医師からも警察に行くことを勧められ、その翌日に警察に被害を届け出た。
