解説者総動員、地上波のWBC 山田美保子氏コラム

 【山田美保子のミホコは見ていた!】

 9日、「昭和の街頭テレビのように」近所の子供達が自宅に集まり、WBCをテレビ観戦したと明かしたのは「5時に夢中!」(TOKYO MX)月曜コメンテーターでデイトレーダーの若林史江氏。氏の家だけがNetflixに加入していたからだという。

 球場内にtimeleszの「Rock this Party」が流れたり、「地獄に堕ちるわよ」に主演する戸田恵梨香がゲストに来たりとコンテンツの宣伝にも余念がないうえ、ゲームセット後も渡辺謙と二宮和也が解説陣や選手と共に試合を振り返るNetflixの華やかな構成に対し、地上波関係者からはいまだにボヤキが聞こえる。

 とは言え制限がある中で精一杯ショーアップし、リアルタイムで見られなかった視聴者を楽しませるのは地上波の意地だ。7日、「放送終了後30分ぐらいしますと映像の配信がありまして、編集して3分以内にお伝えできる」と“内情”を明かしたのは「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)の安住紳一郎アナ。翌8日の「サンデージャポン」(同)で時折静止画になるVTRに「何故なんでしょう」とボケ、スタジオを沸かせたのは爆笑問題の太田光だった。

 加えて、地上波の生ワイドでは豪華解説陣を複数名スタジオに呼ぶのが常となっている。「ドジャースの大谷翔平選手」の情報を扱う際、頼っていたのは番記者たちだったが、「侍ジャパンの大谷選手」についてはNetflixにも出演している岩村明憲氏、鳥谷敬氏、内川聖一氏、中田翔氏らに加え、槙原寛己氏、古田敦也氏、「栃木ゴールデンブレーブス」選手兼テクニカルアドバイザーの川崎宗則氏らに声がかかり、引っ張りだこだ。

 在京局制作の生ワイドにスタジオ出演し、棒の付いた球を持つ男性アナと協力しながら球筋や速度を解説したり、打者の構え方や手の返しなどを実演したりするのが彼ら。

 それが終わると、在名局のCBC制作の「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」や、在阪局の読売テレビ制作の「情報ライブ ミヤネ屋」、関西テレビ制作の「旬感LIVEとれたてっ!」などにリモート出演。大忙しである。

 昼間の生ワイドの視聴者は圧倒的に女性であり、解説者に求められるのはソフトな語り口と明るさとサービス精神。MCとの丁々発止の掛け合いもポイントとなるため、「ひるおび」(TBS系)で恵俊彰に「解説してないですよね」とツッコまれながらもキャラを貫く「ムネリン」こと川崎宗則氏は視聴者に大人気だ。「がんばれ、地上波」である。

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