韓国奇跡「失点率」僅か0・007差→逆転8強進出 WBC史に残る緊迫3時間 常に終戦危機も難条件「5点差以上、2失点以内」で勝ち切る

 「WBC東京プール presented by ディップ オーストラリア代表2-7韓国代表」(9日、東京ドーム)

 日本が先に準々決勝進出を決め、C組の残る1枠をかけた韓国、オーストラリア、台湾による争いが熾烈かつ複雑となった。

 3チームが2勝2敗で並び、次に優先される「当該チーム間の勝敗」も全て1勝1敗となったため、その次に優先される「当該チーム間の失点率」で決められることに。

 「失点率」は「失点数を守ったアウト数で割った数字」で、値が低い方が優位となる。

 ◆豪州3-0台湾(九回表で終了)

 ◆韓国4-5台湾(延長十回裏で終了)

 ◆豪州2-7韓国(九回裏で終了)

 3チームとも失点も「7」で並んだ。

 ただし韓国-台湾戦が延長戦に入ったことなどから韓国の「守ったアウト数」が3チームの中で一番大きくなり、これが明暗を分けた格好に。

 【失点率】

 韓国0・123

 豪州0・13

 台湾0・13

 韓国が僅か0・007差で準々決勝進出を決めた。

 この日の試合前段階では韓国が相当不利な状況にあり、数字の事前逆算から韓国はオーストラリア戦で「5点差以上をつけて勝ち、2失点以内に抑える」ことが条件に。

 大量リードしながらも初回から3ラン本塁打を被弾すれば試合中に敗退が決まる緊迫状況が続いた。

 八回裏には2-6に追いつかれ、九回表に無得点なら敗退危機となったが1点を奪取して再び5点リード。九回裏もソロアーチを浴びれば敗退の危機だったが、切り抜けて勝利した。

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