桑田佳祐がTVアニメ「あかね噺」の主題歌で自身初のアニメ楽曲完全書き下ろし「若者たちの活躍に華を添えられましたら、幸甚の極みでございます!!」

TVアニメ「あかね噺」の主題歌を手がけた桑田佳祐のスペシャルアニメ映像
漫画の作画担当・馬上鷹将が描き下ろした桑田佳祐イラスト
2枚

 サザンオールスターズの桑田佳祐(70)が4月4月からテレビ朝日系で始まるアニメ「あかね噺」(午後11時30分~)のオープニング主題歌を担当することが26日、発表された。

 楽曲は、ソロでは3年半ぶりの新曲となる「人誑し/ひとたらし」(4月3日先行配信、6月24日CD発売)。アニメでの作詞・作曲の両方を手がけた完全書き下ろし楽曲は、自身のキャリアでも初となる。

 「あかね噺」は、原作・末永裕樹、作画・馬上鷹将による「週刊少年ジャンプ」で連載中の人気漫画。若き女性落語家が主人公の本格落語ものがたりで、アニメ化に際して制作サイドや原作者からの熱烈オファーを受けた桑田が、主題歌の制作を快諾した。

 この日公開されたアニメーション動画では、羽織をまとった桑田が高座に上がって落語家さながらに「不祥私、桑田佳祐、このたびアニメ『あかね噺』の主題歌を書かせていただくことになりました。若者たちの活躍に華を添えられますよう、精魂込めてつくらせていただきました」と語り始める内容。桑田本人の声に合わせてアニメーションをつくったスペシャル映像だ。歌詞には、新しい時代で女性が活躍する社会を想起させるフレーズや、古典落語の演目がちりばめられた一曲となった。

 関係者のコメントは以下の通り。

 桑田佳祐「アニメ主題歌の作詞作曲をさせていただきました。女性の主人公が様々な困難を乗り越え立ち向かう様に心揺さぶられ、作品から存分にインスピレーションを受けて「人誑し/ひとたらし」という曲が生まれました。若者たちの活躍に華を添えられましたら、幸甚の極みでございます!!」

 末永裕樹「聴く度に口元が綻ぶ。『こんなご褒美もらっちゃって大丈夫?』って恐縮すらしてしまう。それ位、あかね噺に寄り添って下さった曲です。ジャンプへの愛を感じられる曲です。オファーを快諾頂いただけでも僥倖。その上、こんなにも真摯に向き合って下さった事が嬉しくて堪りません。早くみなさんも聞いて、惹かれて欲しい。“人誑し”の魅力に」

 馬上鷹将「小学生の頃の夏休み、自分は毎日塾でした。母親が運転する車で塾に向かう中、車内では当時の超大ヒット曲“波乗りジョニー”がかかってました。曲って自分の思い出と共にあったりして、その時の気温や匂いなんかも思い出したりなんかしますよね…?まぁ、前置きはともかく!何と!アニメ『あかね噺』の主題歌を桑田佳祐さんが歌って下さるそうです!本当に何という事か!決定したのはかなり昔ですが最近になって実感が湧いてきたくらいです!実は自分はもう何百回と聴かせて頂いてますが、聴く回数に比例して感動が増してます!この曲が『あかね噺』を読んで下さってるあなたの、この春の思い出になる事間違いありません!自分はもうなってますし、この曲を末代まで語ろうと思ってます!こんな思いが出来たのは『あかね噺』を支えてくれた読者のあなたのおかげです!!ありがとうございます!!皆でこの曲を聞き倒しましょう!!そして桑田佳祐さんのファンの皆様、『あかね噺』を何卒御贔屓にして頂けると嬉しいです」

 監督・渡辺歩「古典と言われる落語はできた時から古典だった。どこかで読んだか聞いたことがある。古典というのは未来から見てのことで古い新しいではなく時代を越える耐性を備えているという意味なのだろう。それを人が語り継いで今に続く。高座で喋るたびにそれは生まれ。きっといつもずっと新しい。新作、古典問わず落語は移ろうことを恐れない。換言すれば移ろうことを前提に楽しんでいるように思える。時代の上に座布団を敷いて。受け継いだものへの感謝と落語の一部となり次代へ引き継ぐ感動を言葉にのせる。桑田さんは歌で全く同じことをされている。アニメ『あかね噺』へ提供いただいた歌をはじめて聞かせていただいた時に強くそう思った。こんなにも優しく。こんなにも強く。そしてこんなにも楽しく作品に寄り添った歌。移ろうことを恐れずに、それを前提とするからこそ四六時中聴いていられる。一席の噺のような楽曲をありがとうございます」

 プロデューサー・遠藤一樹(テレビ朝日)「桑田さんへのオファーのお手紙を書かせていただいた日の夜のことは、今でも鮮明に思い出せます。制作スタッフ一同の熱意、そして自分の熱い気持ちを精一杯込めようと力が入り、最初は緊張でなかなかうまく書けず、何度も書き直しました。こんなに緊張するお手紙は、この先もう二度とないかもしれません。『あかね噺』は、日本の伝統芸能である“落語”を真正面から描いた作品です。先人から受け継いだものを大事にしながら、新たな色を加えていく。言わば伝統と革新です。そんな作品の主題歌を、桑田佳祐さんがやっていただけたら、絶対に最高なものになるに違いない。そう確信して、お手紙という形でオファーをさせていただきました。楽曲を初めて聴かせていただいた時、こんなにも『あかね噺』の世界観を深く汲んでいただいたうえで、桑田さんの楽曲として圧倒的な魅力をたたえている-そのパワーを全身で浴び、ただただ圧倒されていました。改めて、こんな素敵な楽曲を書き下ろしてくださった桑田さんに、最大限の感謝を申し上げます。そして、TVアニメ『あかね噺』と主題歌の共鳴を、ぜひたくさんの方々にご堪能いただけたら嬉しいです!」

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