里見浩太朗 相次ぐ後輩俳優の死に胸傷める「なんで逝っちゃったんだよ」山城新伍、松方弘樹、千葉真一、梅宮辰夫の名を挙げ
俳優・歌手の里見浩太朗が16日、都内で行われた「第77回日本放送協会放送文化賞」のメディア説明会に出席。同賞を受賞した里見は報道陣からの拍手で出迎えられると「こんな大きな意味のある拍手をいただいたのは初めてというか、分からない拍手です」とおちゃめに喜びを語った。
芸能生活70年を迎えた中で、俳優という職業への思いを問われると「自分ではないところにいつも行ける、これが俳優という仕事」と回答。「台本をもらっていろんな言葉を覚えて、いろんな人とぶつかりあって火花を散らして物を言う、笑い合う慰め合うけんかをする、愛し合う。こんな素晴らしい生き方は俳優じゃないとできない、それを何十年もやらしていただいてる、こんな幸せな生き物はいない」と実感を込めた。
キャリアを経た今だから注目の俳優がいるかを問われると「はっきりいってテレビ見てますと、こんな人がいたの?これなんて名前の人?ほとんどがそういう人」とした上で、亡くなった名だたる後輩達の死を悼んだ。
里見は「仲良かった後輩、ほとんどいないんです。それがとても悔しい」とし「一番親しかったのは山城新伍、松方弘樹、千葉真一、梅宮辰夫、西郷輝彦」と名を列挙。「皆ついこの間までテレビに映っていた。全部あの世に逝っちゃったんです。なんでおまえ達逝っちゃったんだよって本当に言いたい」と嘆いた。
「入院してる間でも一人一人、『顔見に行くぞ』って言ったら『いや先輩、来ないでください』って。ほとんどがそうでした。来ないでくださいって声がとっても悲しかった。今でも思い出して、涙が出てきます。声が聞こえてきます。なぜもっと自分を大事にして、頑張ってくれなかったんだ」と言葉を詰まらせながら吐露。
現在は「西岡徳馬くんとか、神田正輝くんとか柴田恭兵くんとかと一緒にご飯を食べたりゴルフをやったりして遊んでます」と明かしつつ、「だから本当に今頑張ってる若い俳優さんたちは心と体の健康、両方を頑張って自分を作っててほしい」とエールを送った。
