「地面師たち」でブレイク俳優 左下顎切除、がんで胃を全摘出の壮絶人生 医師から引退勧告も、諦めなかった俳優の道
ドラマ「地面師たち」のホームレス役で強烈なインパクトを残し、突如注目を浴びた俳優・五頭岳夫(ごづ・たけお)が初の自叙伝「生涯現役」(游藝舎)を28日に発売することが7日、分かった。
超遅咲きブレイク俳優が自らの人生を記した1冊。今でこそ五頭は「虎に翼」や「ガンニバル」などの数々の話題作から「水曜日のダウンタウン」といったバラエティーまで幅広く出演し、活躍を続けているが、今作ではそんな現在に至るまでに経験した壮絶なドラマを赤裸々に記している。
五頭は戦後貧しい時代に新潟で生まれ、23歳で演劇の世界へ。しかし、40代で顎の骨の病気により左下顎を切除、さらに胃がんによって胃をすべて摘出するという過酷な運命に見舞われた。 医師からは俳優業を辞めるように強く言われたものの決して諦めず、55歳の時に「生まれ変わる」という決意を込めて現在の芸名に改名。復帰後は、日給5000円のエキストラやクレジットに名前も載らない端役から再出発し「地面師たち」で一躍話題の人に。
今作では、そんな五頭が長い歳月をかけてつかみ取った歴史が詰まっており、「一歩ずつ歩き続けることの大切さ」を記している。
