Mrs. GREEN APPLE 今年も紅白気合の「はんてん」リハ 大森元貴「昨年は祖父の。今年は公式で」
大みそか放送の「第76回NHK紅白歌合戦」(総合、後7・20)のリハーサルが28日、東京・渋谷のNHKで始まった。初日は、3年ぶりで新体制初の出場となるKing&Princeが取材会トップバッターで登場し、久々に年末の雰囲気を味わった。白組トリを務めるMrs. GREEN APPLEのほか、大みそかをもって「コールドスリープ」と題して活動休止するPerfumeも登場。37年ぶりの岩崎宏美(67)、27年ぶりのTUBEら復活組もステージに意気込んだ。
Mrs. GREEN APPLEは、ロックバンド史上初の大トリという大役を担う。昨年に続き、はんてん姿でリハーサルに臨んだボーカル・ギターの大森元貴(29)は「昨年は祖父のはんてんだったけど、今年はミセス公式ではんてんを作りました。それを、気合を入れて着てきました」と詳細を明かし、大トリを任せられて「本当にありがたい。しっかりと背負って楽しみたいです」と意気込みを口にした。
デビュー10周年も今年も躍進を続けた。国内ストリーミング総再生100億回を達成し、初の5大ドームツアーも成功。最新アルバム「10」がバンド初のミリオンを突破し、個人活動も充実した1年だった。大森は「初めてのこと尽くしで、知らない景色があるんだと思った。すごく充実した1年」と総括し、キーボード・藤澤涼架(32)は「メンバーが活躍している姿を見ることが新鮮でした」と笑顔で語った。
22年3月の活動再開から25年12月までを指す「フェーズ2」を紅白で締める。来年1月からの「フェーズ3」を前に、今年の漢字を発表。大森は初めての経験が多かった1年として「初」、藤澤は人とたくさん「逢った」1年だとして「逢」と掲げた。最後にギターの若井滉斗(29)が「駆」と挙げ、「今年は駆け抜けてきた。馬に区切ると書いて駆けるじゃないですか?来年はうま年ということもありますし、僕たちもフェーズ2が一つ区切りということ」と理由を発表。事前に考えてきたような模範解答を聞き、大森は「ビックリ」と目を丸くし、うまいことを言った若井も「自分でもビックリしちゃって」と驚いていた。
