【高市自民】高市首相が耳疑う「あれは吉村の芝居」裏で発言ヤル気なしと→TV暴露した島田議員 定数削減審議されず怒る吉村代表を「猿芝居にしてもやりすぎ。吉村さん以外の全国民があり得ない」

 日本保守・島田洋一政調会長が23日の党定例会見で、20日に出演したABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」で暴露した、高市早苗首相が裏で語ったとする電話発言について「私が紹介した高市さんの発言は、極めて常識的」として、日本維新・吉村洋文代表が強硬に訴える衆院の議員定数削減を「猿芝居にしてもやりすぎ」と断じた。

 「正義のミカタ」には、島田氏、吉村氏らが出演。吉村氏が臨時国会で定数削減法案を提出したが審議すらされなかったと怒りを示したのに対し、島田氏が「(自維連立直後の)首班指名選挙の前日に高市さんから電話もらいました」と切り出した。島田氏によると、高市氏に自維合意文書にある議員定数は本気かと聞くと、「(文書記載されたとおり)『目指す』というだけです。しかも、あの法案のかけられる委員会の委員長は野党。そんなもの今年中に通るはずありません。自民党の議員で今年通ると思ってる人は1人もいませんよ」との趣旨の発言をしたと明かした。

 「あれは吉村の芝居なんです、との趣旨のことを言われた」とも語った。

 吉村氏は「僕は猿芝居と言われて批判されてもいいけど、高市さんの名誉にも関わる。高市さんは本気でやってくれています。全く私はやる気ないんだみたいなことを言うのは、高市さんに失礼」と反発していた。

 日本保守の会見で島田氏は、番組での経緯を振り返り「彼は感情的に反発したふりをした」とし、「維新の寝返りさえなければ、臨時国会で企業団体献金の法案、金権政治にメスを入れる法案が成立してた。維新が寝返り、目くらまし的に定数削減を持ち出してきて潰された。吉村維新は政治改革妨害のセンターピン」と述べた。

 定数削減が審議されず反発する吉村氏について「彼は調子に乗って、こんな政治はまっぴらだと、野党が反対して成立しなかったと。猿芝居にしてもやりすぎだろ。猿芝居にも礼節はありますよ」

 高市首相の電話発言は「常識的」とし「あくまで目指すということでしか自民党は定数削減法案について合意してません。審議する委員会の委員長は野党、簡単に進みませんよねと。今年の国勢調査の分析が終わるのは来年秋くらいだろうと。来秋くらいから定数配分の問題も含めて議論になるでしょうねと言われた」と語った。

 また自維が定数削減法案を出してきたのは「12月5日で17日に閉幕。2週間弱で衆議院の委員会通して本会議通して、参議院の委員会通して本会議通して。成立があり得ないのは、吉村さん以外の全国民が認識している」と断じた。

 「そういう常識を高市さんも私に述べられた。変なことを言ったなら暴露すべきじゃないけど、常識的なことを言ってた。高市さんも吉村さんが猿芝居やってるのは分かったうえ」と語った。

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