日本維新・吉村洋文代表が１８日、ＭＢＳ「よんチャンＴＶ」に生出演。高市自民との連立の絶対条件に掲げ、臨時国会で法案提出したが、審議すらされずに閉幕した衆院議員の定数削減法案について語った。

　自民党に騙されたのではないのかと聞かれると、吉村代表は「そこまでは思ってないですね」と返すも、「騙されかけたことは、ここかなというポイントはありましたね」と明かした。

　定数削減の法案を作る際に、計画だけをたてるプログラム法なら賛成されるとプッシュされたとした。

　「僕はそれはダメだと言いました。定数削減は数と時期が大事で、有権者を誤魔化すことになる。かなりここは自民党とドンパチやったんです。最後、高市さんがグッと抑えてくれたので、今回の法案提出につながった」と説明した。

　「実効性のある法案を出すことが凄く難しいとは思ってました。自民党は絶対にやりたくないんですよ議員定数削減なんて」と語った。

　「あの時に、本当にプログラム法でしかダメだとかなり押された」とも明かす一方で、「それしかできないんだったら腹くくろうと、藤田共同代表や遠藤（国対委員長）さんにも言いました」と内幕を明かした。

　「連立離脱ということか」と聞かれ「そうです」と返した。

　持ち越しとなった来年通常国会では、審議する時間があるとし「結論出さないとかあり得ない」と述べた。結論が出ない場合を聞かれると「その時は、もうボーン！」とちゃぶ台を投げ飛ばす格好で、連立離脱すると宣告した。