コロッケ 美川憲一の鉄人ぶりに驚がく「リハーサルも全曲歌う」復帰後初ステで共演「『しぶとく生きるのよ』って」

 ものまねタレントのコロッケが21日、都内で行われた、こどもピースネットワーク主催の「子ども食堂クリスマスチャリティーイベント」に出席。洞不全症候群とパーキンソン病への罹患を公表した歌手・美川憲一への思いを語った。

 美川は9月に洞不全症候群を公表し、休養を発表。11月にはパーキンソン病の併発を明かした中で、今月14日、コロッケとのディナーショーで復帰。16日にもコロッケとのライブを行った。

 その時の美川の様子についてコロッケは「もう精神力がすごい」とし「リハーサルから全曲歌うんですよ」と鉄人ぶりを告白。一日2ステージで、リハーサルを合わせて「一日3回ステージに上がる」といい「やっぱりお客さまに対して失礼のないように、喜んでいただきたいって思いが本当に強い。それが良い形で伝わって、最後『さそり座の女』ですごい盛り上がりました」と語った。

 ライブ前は「どうなんだろうっていう不安の方が大きかった」というが、実際に会うとその快活ぶりに驚いたという。転ばないために裏では車いすで移動しているという中で、ライブでは誰の手も借りずに「一人で立って歌ってらっしゃいました」といい「やっぱりお客さんの前にでるとまた違う力がでてくるんだろうなと思った。勉強になるし見習わないとなと思った。めちゃくちゃ安心した」と語った。

 2月にも美川とのコンサートを控える。「まだまだ予断は許さないと思うので、お手伝いできることはなんでも言ってくださいと伝えている」と語り「これからも美川さんのアテンドをずっと頑張ってやっていきたい。美川さんもいろいろ今スゴイ戦っていらっしゃるし、皆さんに勇気をたくさん与えてらっしゃる」と決意を新たに語った。

 今年はコロッケ自身も、悪化した両膝の人工関節手術を受けるなど「いろいろあった」一年だった。漢字一文字では、来年のえとにもなぞり「生まれ変わる『生』」と表現。「美川さんの言葉で言うと『しぶとく生きるのよ』って。これがコンサートの最後の言葉です」と笑顔で明かした。

 この日は、子ども達を前にドナルドダックやミニオンなどなじみあるキャラクターから、美川のモノマネまで披露。変顔のたび、子供達は大ウケで「美川さんはねどんな人かっていうと、妖怪です。人間じゃないの」と大イジリも。「コロッケはずっとこういうことしてます、あまりちゃんとしたことはやらない人です」と自虐交じりに自己紹介して盛り上げた。

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