TBS井上貴博アナ 「茶番劇」主張の維新・吉村代表に「むしろ茶番劇は維新の方とも」
TBSの井上貴博アナウンサーが17日、同局「Nスタ」で、議員定数削減法案が見送りとなったことに「茶番は維新の方とも取れる」との自身の印象を述べた。
この日は臨時国会閉幕で、日本維新の会が主張していた議員定数削減法案が見送りとなったことを報じた。維新の吉村会長は、結論を出さない国会について「茶番劇」などと痛烈批判していた。
これに井上アナは「維新の吉村さん、少し分が悪くなっているのかなって」と切り出し「議員定数削減の話、結論を出さない国会は茶番劇だと批判していらっしゃるが、議論の出発点はあくまで自民党と維新の合意文書には『成立を目指す』としか書いていない以上、こうなることは織り込み済みだった気がする」と指摘。
「そうなるとむしろ茶番劇は維新の方とも取れるというか、筋を通す、まっぴらゴメンと言うなら連立を離脱すべきとも思うが」と話していた。
なお、吉村代表は翌18日のフジテレビ系「サン!シャイン」に生出演し、連立離脱をしないのは「高市さんとの信頼関係は続いている」「法案として提出している」などと説明。怒っているのは自民党に対してではなく「野党」「国会」についてとも述べていた。
