ウエストランド井口 著書発売も本そのものに愚痴「文章にすると急にスカし出す芸人とかいる」悪口について持論も
お笑いコンビ・ウエストランドの井口浩之が16日、都内で、初の単著「悪口を悪く言うな!」(Gakken、18日発売)の発売記念イベントを開催した。
今作はこれまで放ってきた井口の真骨頂とも言える「愚痴」を厳選してまとめたもの。お気に入りの愚痴を問われると「近々にできた」作品とした上で「読んでないからそんなに聞かないでほしいっていうのがある」とまさかの暴論で返した。
また、前書きと後書き以外は執筆に携わっていないことを告白。執筆業に意欲があるのか問われると「なくはないけど、なかなか大変そうじゃないですか」と答え「なんか文章にすると急にスカし出す芸人とかいるじゃないですか」と飛び火。
「若手でもいるじゃないですか。おまえごときが、なんで売れてもねえ芸人がエッセー書いてんだよっていう。あれが本当に嫌」と火力高めでぶっちゃけ「さすらいラビーの中田(和伸)とかそういうの書いてるんで、本当に気持ち悪い」と後輩芸人の実名も挙げた。
しまいには「本って変だと思う。なんで格好つけてるのがいいんだっていう。本自体にむかついてきた今」と、本そのものに悪口をぶつけた。
またそんな悪口について持論も展開。「僕も悪口言うぞってつもりで言ってない、世の中が良くなってほしいという思いで、世直しのつもりで言ってる」と弁明。例としてタッチパネル式の自販機を挙げ「あなたのお勧めはミネラルウオーターとか、勝手に判断してくるやつ。最近ないじゃないですか。あれは僕が言い続けたことでなくなってきた」などと語り「なんでもかんでも悪口って決めつけずに、これはヒントかもしれないっていう風に見てほしい。早めに怒ってるだけ」と語っていた。
